昨年11月に地下アイドルグループを卒業した神谷えりな(27)が、ユーチューブ公式チャンネル「えりにゃん/Kamiya」を開設。22日に「改名」と「芸能活動再開」を正式に発表した。

「大事なお知らせ」と予告していた第1回はライブ配信。黒髪から茶髪で姿を現し、改名したことを発表し、毛筆で「上矢えり奈」と書き上げた。漢字が変わったことから「目をつぶっていれば呼び方は“かみやえりな”のまま。“えりにゃん”“かみやさん”でも構わないので気軽に話しかけてください」と呼びかけた。昨年11月まで「Kamiya Erina Games」を運営していたナオ株式会社は、活動再開の動きを知り本人にアプローチし、「チャンネルを運用する形でお手伝いする運びになりました」と説明する。

 改名の理由は「画数的に良くなかったのと、元号も変わるので心機一転したかった」と明かす。「神谷えりなは凶に近い画数」と診断され、占ってもらったという。「『寿乃えり』を勧められましたが、雰囲気を残したかったので、上矢えり奈にしました。上に登っていく感じで、いいでしょ」と説明。「今は昔のイメージがついていますが、この名前は浸透していくようにツイッターなどで拡散してください」とアピールした。

 上矢は「重大発表だから、結婚とかアダルト転向とか予想する人もいたけど、結婚も出産もありません。彼氏いないです。もちろんアダルト転向なんてしません」とキッパリ。事務所には所属せず個人で活動することも明かした。ユーチューブでは、体を張った動画を公開してきたが、今後は「食べるのが好きなので食レポとかB級スポット、秘境、旅ロケ、ツーリングとかをやろうかな。女子ウケもしたい」とソフト路線へのチェンジを示唆。「いつかはHIKAKINさんとこらぼしたい!」と壮大な目標を掲げた。

 チャンネル運営をサポートするナオ株式会社は、登録者38万人、総再生回数2億回を超える超人気ゲーム実況バラエティー「ゴー☆ジャス動画」を運用。自社スタジオを持ち、撮影機材も充実しており、事務所に所属せず個人で活動する上矢には心強い。また、出演交渉を手がけるサービスのほか、「自社イベントのゲストとしてもお呼びしたい」(同社関係者)と、露出は増えていきそうだ。

 今回の改名&再出発で気になるのはグラビア活動だ。「まだ需要あるかな?30歳までに一度はやりたいけど、いまは体がだらしなくて、お見せできる状態ではないんです」と笑ったが、ダイエットにへの意欲も見せている。グラビア界を席巻した“神乳”のキャッチフレーズはどうなるのか。「神乳から上乳?」「神のままでいいだろ」などお世話になったGカップの呼び名の現状維持を望む声は多い。ちなみにソロ歌手については「私が歌っても疲れるだけ。誰も来ない」と寂しげに話した。