深田晃司監督が強調する映画祭の役割「評価が定まらない才能に光を当てること」

2020年10月19日 19時43分

深田晃司監督

 映画監督の深田晃司氏(40)が19日、都内で行われた「第33回東京国際映画祭」の発表会見に出席した。

 同映画祭のJapan Now部門で、海外へ紹介したい映画人として特集されている深田氏。最新作「本気のしるし」はカンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション2020に選ばれている。

 深田監督は「特集に組んでいただけたことを光栄に思っている。10年前、『歓待』という作品で『日本映画・ある視点』部門の作品賞をいただいた。それが大きな後押しになり、自分の映画を見たいというお客さんを世界中に作ることができた」と振り返った。

 特集企画に選ばれたことについて「映画祭には色々な役割がある。その一つは、評価が定まらない才能に光を当てることだと思う。私は国内でヒット作を出しているわけではないが、商業性とは別の基準で作家性などの才能に光を当てるということが映画祭の役割。今回、私を選んでくれたことで、その役割が果たされたと感じている」と話した。