木村拓哉に連ドラ〝1話カット〟報道 テレビ朝日が完全否定する3つの理由

2022年05月25日 07時15分

天下のキムタクに打ち切りの文字なし(東スポWeb)
天下のキムタクに打ち切りの文字なし(東スポWeb)

 木村拓哉(49)のテレビ朝日系ドラマ「未来への10カウント」(毎週木曜夜9時)が思わぬ騒動に巻き込まれた。視聴率不振のため当初予定されていた全10話を繰り上げ、9話を最終回にするという記事が一部ニュースサイトに出たのだ(削除済み)。これをテレ朝は全面否定。一体何があったのか――。

「未来への――」は木村にとって、「BG~身辺警護人~第2章」(テレ朝系、2020年)以来、約2年ぶりとなる連ドラだ。それが放送短縮なら衝撃ニュースだったが、テレ朝宣伝部は「当該記事は間違っております。当初より全9話の予定で変更ありません」と完全に否定した。

 確かに〝平成の視聴率男〟と呼ばれる木村主演ドラマにしては、苦戦していると言っていいだろう。第3話(4月28日)、第4話(5月5日)と続けて世帯平均視聴率でひとケタとなってしまった。これは木村主演の連ドラ史上、初めての出来事だ。

 それでも低視聴率というのには無理がある。「キムタクドラマと考えれば少々、物足りないかもしれませんが、4月クールはどこも苦戦を強いられている。今クールでトップなのは二宮和也主演の『マイファミリー』で平均12%ちょっと。『未来への――』はそれに次ぐ2位です」(テレビ局関係者)

 今クールのドラマが軒並み低調な理由の一つとしてあげられるのが、コロナ禍による巣ごもり需要の低下だ。在宅率が下がっていることから、テレビ全体の視聴率も下落傾向にあるのだ。「未来への――」がひとケタとなった両話も、ゴールデンウィーク開始前日と真っ只中、と条件は悪かった。「GWが終わって視聴率も復調している。SNSには『おもしろくなってきた』というポジティブな声が多く、わざわざ1話減らすなんてことはない」(前同)

 テレ朝とジャニーズ事務所の関係性を見ても、繰り上げなんてことは考えられない。もともと両者はそこまで蜜月ではなかったが、木村がテレ朝開局55周年記念ドラマ「宮本武蔵」に出演したころから潮目は変わり、いまは緊密な関係を築いている。そんな状況下で〝キムタクにしては〟いつもより視聴率がちょっと悪いというだけで「テレ朝がジャニーズに繰り上げを切り出すことはない」(芸能関係者)

 テレビ局を取り巻く環境の変化も大きい。かつては視聴率至上主義がはびこっていたが、現在は全くそんなことはない。「日本のテレビ局も、ネットフリックスのように世界に配信して稼ぐということを視野に入れ、動いている。TBSの『日本沈没―希望のひと―』がネットフリックスで配信され大きな収益を上げたのはいい例。もちろんTVerなどの国内向け配信サービスの収益も無視できない。配信で稼げるコンテンツはバラエティーよりドラマ。だからこそドラマ枠は増えている。1話でも多い方がよく、そのコンテンツをむざむざ捨てるなんてことはない」(制作会社関係者)

 そもそも「未来への――」が放送されているテレ朝の「木10」枠は全8~9話が基本。想定外のことで話題になってしまった木村は、残り3話でさらに視聴率を上乗せして見返すことができるか。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)

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