SKE48の12周年公演はグループ史上最大の生配信フェス 最年少11歳・林美澪「全力でパフォーマンスしたい」

2020年09月27日 10時00分

12周年公演に向けて気合十分の林美澪(©2020 Zest,Inc.)

 アイドルグループ「SKE48」が10月5日で劇場公演デビュー12周年を迎える。アニバーサリーにあたってグループ史上最大規模のフェスを開催。10月3日~5日に12年間で行われた12劇場公演+12周年特別ライブを「AICHI SKY EXPO」(常滑市)から生配信。メンバー73人が一丸となって配信時間30時間以上、総楽曲数188曲以上の大イベントに挑戦する。


 SKE48は毎年、周年記念公演を名古屋・栄のSKE48劇場で行ってきたが、今年はコロナ禍の影響もあってホームでの開催を断念した。メンバー73人が劇場に集まればいたるところで密の状態ができてしまうからだ。

 そこで代替会場に選ばれたのが数千人規模のイベントが開催できるAICHI SKY EXPO。ここなら16人で行う劇場公演もソーシャルディスタンスを保ちながらパフォーマンスすることができる。だが、これだけ大きな会場を3日間使用するとなるとコストは数千万円規模となるのは必至。それでも周年イベントをここで行う決断を下したのは「これまでの全公演を行うことでメンバーにさらに成長してもらいたいし、何よりファンの皆さんに喜んでもらいたい」(SKE48運営)からだ。

 コロナ禍の影響もあって2月25日を最後に劇場公演は中止に。6月14日にようやく再開されたものの出演メンバーは通常の16人から6人に減らされ無観客でのステージとなった。アイドルとしての活動を大きく制限され、メンバー同士が交流する機会も激減。昨年11月のオーディションに合格してSKEに入った10期生11人は2月15日に静岡・エコパアリーナで行われたコンサートで2曲を披露した以外は、6人で行う劇場公演に数回出演しただけでまだ十分な活動機会を与えられていない。それだけに今回の周年イベントを通じてスキルアップに加え先輩メンバーとの交流を深めることも期待されている。

 とはいえ経験の少ない新規メンバーにとって、これまでやったことのない公演を覚えることはたいへんなことだ。しかもコロナ予防対策のためレッスン場は予約制で人数制限もかかっており、練習時間や場所を確保するのも一苦労。10期生は3日のオープニングを飾る「会いたかった公演」と4日に行われる「青春ガールズ公演」に出演するが、グループ最年少の林美澪(11)が「立ち位置が細かいので、覚えるのに苦労しています」と打ち明ければ、木内俐椛子(18)も「わたしたちは青春ガールズ公演で劇場デビューをしたばかりで、またすぐに別の公演も覚えるということが初めての経験ですごくたいへんです。そして10期生にとっては16人での公演というのも初めてなので、立ち位置の移動などにも苦戦しています」と追い込まれている。

 それでも「SKEに加入後初の周年公演なので少しでも貢献出来るように頑張りたいです。不安はたくさんありますが、初めて先輩方と一緒にパフォーマンスができるので、とても楽しみです。苦手なダンスも全力で楽しめるように頑張ります!」(木内)「ダンスや歌のスキルを磨く事はもちろんですが、それ以上に曲の世界に入り込んでパフォーマンスすることを心掛けています。なので、特に表現力に注目してほしいです! とにかく自分をアピールできる最高のステージだと思うので、いただいたチャンスを無駄にしないよう、全力でパフォーマンスしたいと思います!」(林)と不安やプレッシャー以上にアイドルとして、さらにはSKE48のメンバーとして大きなイベントに参加できる喜びやワクワクを感じている。

 SKE48ができてから12年間、在籍した全てのメンバーが劇場公演で鍛えられ成長してきた。5期生の古畑奈和は「これまでやってきた劇場公演を全て行うということなのでみんなの成長した部分をファンの方々に見せていきたい」と気合十分。3日間にわたって繰り広げられるお祭りでコロナ禍の不安や委縮ムードを吹き飛ばすような熱いパフォーマンスに期待だ。