ボートレースとこなめのヴィーナスシリーズ第11戦「常滑シンデレラカップ」が7日、熱戦の幕を開ける。

 平高奈菜(34=香川)を筆頭に、守屋美穂(32=岡山)、大山千広(25=福岡)ら、おなじみのメンバーが集結したが“群雄割拠”のヴィーナスシリーズだけに新興勢力の台頭にも注目すべきだろう。

 そこで、まずは直前の5日まで三国GⅢ「オールレディース」に出走。準優勝の大活躍から転戦してきた中村かなえ(28=東京)をピックアップした。

 その三国では節間を通じてスタート力が目立っていたが、優勝戦も「自身初」という3カドに引く果敢な姿勢をアピール。さらに、コンマ07のトップスタートを決めて、優勝した遠藤エミにあと一歩まで迫った。これが2度目の優出で、通常なら準優勝という結果に満足してしまう選手も多いだろうが、中村はむしろ悔しそうにしていたのが印象的だった。

 その勢いのまま、今節はエンジンも近況上昇中の19号機を引き当て、「島倉(都)さんより伸びていましたね。でも、それよりも乗りやすさがあったのが良かった」と、前検気配も悪くなかった様子。

 三国ではスタートだけでなく、伸び型エンジンをうまくバランスの取れた仕上がりに調整したことが活躍の一因だったが、今回もその再現が期待できそうなムード。

 当初は来期適用勝率5点を目指していたが、すでに5.40と、現時点でも余裕でクリアしており、目標をA2級昇級に〝上方修正〟。

 今回こそ念願の初優勝を果たして、三国での悔しさも晴らしたいと意気込んでいる。