“Vシネマの帝王”こと昆虫好き俳優の哀川翔(57)、昆虫タレントのカブトムシゆかり(29)が13日、東京・墨田区の東京スカイツリータウンで開催される「大昆虫展」(14日~9月2日)プレス発表会に出席した。

 哀川は「今年は夏が早いので、カブトムシの羽化も早まって例年より小ぶり。ひと月は早い。幼虫期間が長ければ長いほど、大きなカブトムシになるので、大きいのを狙っている人はがっかりしている。ただ、そこを狙っていくのがカブトムシマニア」と、今年の育成状況を報告した。

 そして「成虫になったら大きくはならないので、幼虫の時期に栄養価の高いものをいろいろ食べさせて“ドーピング”させている。今年も86ミリが1回出たけど、もう1回出るかなと思ったらダメだった」とグチりながら、自ら飼育した1匹を測定すると、自身の最大88ミリに遠く及ばない83・6ミリだった。

 期間中の8月8、15、22日には、哀川に挑戦できる測定会が実施される。小さく育てるという飼育法が話題になっているため、今年は小さいカブトムシの測定会も行う。

 哀川は「会場で虫の標本を見て、世界にはこんなにきれいな虫がいるんだなと感じてほしい。そして、カブトムシと触れ合うと飼いたくなると思う」と語ると「今年は大きさでは負けてしまうかも。小さいのが出たよという楽しみ方もあるので、ぜひ挑戦してほしい」と呼びかけた。

 現在、幼虫、さなぎと成虫合わせて自宅で300匹を育てている哀川は、カブトムシを知り尽くしている。「昔はカブトムシといえばスイカだった。だが、ほとんど水分ばかりのスイカをあげても、1週間で死んじゃう。高カロリーのバナナがいい。産卵前にバナナを食べさせると、よく卵を産む」と初心者にアドバイスを送った。

 音楽、釣り、ゴルフ、昆虫、プロレス、車と根っからの趣味人である哀川にとって、夏休みはまさに本領発揮の季節。「今年は6年ぶりにラリーに出て、タイから2000キロを激走する。完走、あわよくば入賞を狙っている」と、さらなる活躍を誓った。

 環境保護の名目の下、ブラジル、コロンビア、マレーシア、タイなど、世界各地で昆虫の採集禁止の動きが広がっている。貴重な標本を見て、実際に虫に触れることができる同展は、自然に興味を持つにはうってつけのイベントとなりそうだ。