ボートレース平和島のGⅢ「平和島レディースカップ」が7月1日、開幕する。前検日の30日にはエンジン抽選、スタート特訓などが行われた。

 今節は新エンジンに替わって3節目。しかも、前節は大時計昇降装置の故障のため2日目5Rで中止打ち切りとなり、初おろしから1走~3走しかしていないエンジンも混在し、現状のパワー相場は全く定まっていない。また、前検日は水面が荒れ気味という不確定要素も加わり「よく分からなかった」と、舟足の感触をつかめない選手も続出した。
 
 初日ドリーム組では1号艇・松本晶恵(34=群馬)が「水面が悪くて足は分からなかった。全然、乗れなかったです」と厳しい表情だった。対照的に6号艇・金田幸子(41=岡山)は「回り足がメッチャいい。ターン出口でも結構、押してくれた」と好感触だったが、注目したいのは、今節が〝A1デビュー戦〟となる3号艇・西村美智子(37=香川)だ。
 
 2021年後期適用勝率で初めてA1勝率をクリア。今節がその初戦となるが「うれしさはあるけど、A1になってもやることは変わらない。これまで通り1走、1走、しっかり走りたい」と、平常心を強調する。

 エンジン抽選で引いた72号機は初おろしの前節で2走しただけ。ほぼ新品といえる状態とあって「出足は悪くなさそうですけど、伸びが少し弱そうでした。回り足とかもまだ合っていない感じ。まずはペラ調整からやっていきます」と、じっくり仕上げていくという。

 近況は3節前の鳴門ヴィーナスSで優勝、前節の桐生オールレディースは準Vと絶好調。それでも「桐生まではいい状態でしたけど、(一節一節)また一からなので」と冷静そのもので、今節も落ち着いた走りを披露してくれそうだ。