佐世保ミッドナイト競輪の「オッズパーク杯」(FⅡ)は6日、最終日を迎え、8Rでチャレンジ、9RでA級1、2班戦の各決勝戦が行われる。チャレンジは山川奨太(23=熊本)、A級1、2班戦は野口大誠(31=熊本)の熊本勢によるアベックVの期待がかかるが、9Rはノッてる和田誠寿(30=広島)が待ったをかける。

 2日目(5日)準決9Rは田中和磨(24=岡山)の逃げに乗って最終3角まで2番手を回る好展開。最後は野口の執念のまくりにのみ込まれたが2着でゴール。「田中君のおかげですね。(野口を)止めたかった…」と悔しさが先にこぼれた。それでも「脚は問題ないです」とキッパリ。6番手からごぼう抜きした初日特選からの調子の良さはキープしている。

 これで今期7度目の優出。地道な努力が実を結び、すっかり争覇級になった。今期(1~6月)も残り2か月。競走得点は3日の前検日時点では91・13点。今シリーズも貯金に成功できそうで初のS級点獲得にまた一歩前進した。こうなると欲しくなるのが昨年12月別府以来となる「優勝」の2文字だ。

 最終日(6日)の決勝9Rは初日と同じく篠原龍馬(39=高知)に前を任せる。4人勝ち上がった九州は野口―徳永哲人(38=熊本)の熊本両者と阪本和也(25=長崎)―古閑良介(47=福岡)で二分したことで篠原が大胆に攻めていくことは十分可能。「しっかりついていって、優勝を狙っていきたい」。和田が最後に差し脚を伸ばして、ビッグな鯉のぼりを泳がせる。