【ボートレース大村GI「開設62周年記念/海の王者決定戦」ふるさと味自慢】今回お邪魔したのは石橋道友のご両親が経営する「蓮」というお店。長崎自動車道大村インター近くにある同店は、もつ鍋に舌鼓を打てる店としてかいわいでも人気の、居心地のいい店だ。あいにく父親の祐二さんが病気療養中とのことで不在ではあったが、母親の明美さんが温かく迎えてくれた。

 まずは名物のもつ鍋を注文。「食材には恵まれてるんですよ」という明美さん。もつ鍋に使うホルモンは博多の畜産業者の肉屋から仕入れているそうだ。食材のホルモンも大事だがそれ以上にダシが命。「3年ほどダシ作りに試行錯誤しましたね」というスープはまろやかさの中にピリ辛感もあって「女性一人でやって来られて2、3人前ペロリと食べられる方もおられますよ」と絶品の味だ。


 この味作りには石橋道友もひと役買っている。「ダメ出しが多かったんですよ。これダメ、あれダメと。でもそれがよかったんでしょうね。いいダシができましたから」と今では辛口批評に感謝している。「今はあまり店に顔は出さないんですが、来た時は味見してるみたいでいろいろアドバイスして帰りますよ。ちょっとでも味が変わってると厳しいですから」と親孝行に目を細める。

甘ダイのから揚げ
甘ダイのから揚げ


 壁を見るとボートレーサーの色紙がズラリ。「みなさんにかわいがってもらってます」と明美さん。鍋の合間に出された五島産の「アオナの煮付け」や甘ダイのから揚げ(フライの時もある)も賞味、材料が新鮮なだけにどれもうまい。


 また、東京・築地の近所に住むお客がやってきて「魚がうまいよ」と言ってくれたほど刺し身もうまい。さらに、家族連れに喜ばれるのはステーキを含め肉類の料理も豊富なこと。レース後の憩いの場として一度足を運んでみてはいかが。


※アクセス=「蓮(れん)」(電話0957・56・8863)午後5時半開店、午後10時半ラストオーダーで11時閉店。定休日は日曜。長崎空港から車で15分ほど。1人3000円程度の予算で満足できる。