高市早苗首相は8日に行われた衆院本会議で、2月の衆院選で自身を支援しなかった首長がいる自治体の道路予算を「大幅にカットする」と発言した簗和生農水相を更迭せず、続投させる意向を示した。
国民民主党の玉木雄一郎代表は、高市首相の所信表明演説に対する代表質問(5日)で簗氏をめぐる問題について質問。
これに高市首相は「簗大臣の発言については、簗大臣本人も報道にあった発言をしたことを認めたうえで、発言を撤回し謝罪したものと承知しています。私自身、(簗氏の)発言は不適切だと考えましたので厳しく注意をいたしました。政治家の発言については本人が適切に説明することが重要であり、しっかりと説明したうえで襟を正して職責をまっとうしてほしいと考えおります」と更迭を否定。簗氏に対しては「とにかく働いて仕事で返せ、と言っています」と明かした。
玉木氏は「同様の事案がほかの地域やほかの省庁で一切ないと言い切れるのか。国民の疑念を払拭するためにも、全省調査を行うべきではないのか」と提案した。
「予算の配分に当たって政治的な支持、不支持を持ち込まない、これは当然のことです。全府省調査を行わずとも、あらためて適切な予算の配分に徹底させてまいります」と高市首相は強調し、玉木氏の提案を拒否した。












