日本共産党の田村智子委員長は8日、国会内で会見。簗和生農水相が今年2月の衆院選で自身を支援しなかった地元2自治体(那須烏山市、那珂川町)の道路予算を「大幅にカットした」と身内の会合での発言を衆院本会議で釈明したことを受けて辞任を要求した。

 冒頭、田村氏は「これは大臣はもちろん、国会議員の資格を欠いている。大臣だけではない、国会議員としての資質を欠いていると言わざるを得ません。発言の撤回で済む話ではないですけども、大臣の辞職だと。大臣に就任した事態を撤回するしかないと。それができないのなら更迭ということを(高市首相に対し)改めて求めたいと思います」とコメントした。

 高市首相は衆院本会議で、国民民主党の玉木雄一郎代表から簗氏に関する問題を受け、「しっかりと説明したうえで襟を正して職責をまっとうしてほしい」と更迭しない意向を示した。

「(簗氏を)更迭をしない高市政権の姿勢なんですが、私は今回の一連の事態をみていると、いまの意に沿わない首長を選べばと、予算は削られても仕方がないと、まさに沖縄に当てはまる構図だなというふうにいま受け止めています。翁長県政のときにですね、沖縄振興予算、一番多いときに3500億円あったわけでから、それを(時の政権が)3000億円を切るということをやっていたわけで。これが自民党が選挙でいう国との太いパイプを持つ意味であるとするならば、本当に自民党という政党は腐りきっているなということも指摘しておきたいと思います」と田村氏は語った。