セ2位の巨人は10日から始まるDeNAとのCSファーストステージに向けて7日に東京ドームで練習試合を行った。
社会人野球・鷺宮製作所に7―3で快勝し、橋上秀樹監督代行(60)は「ゲーム勘というところでは投手も打者もそれほど鈍っている感じはしなかった。結果として普通にゲームに入ることができたんじゃないかなと思います」とまずまずの手応えを明かした。
下克上での日本一を果たすにはまずDeNAを倒し、ファイナルステージで王者・阪神を撃破する必要がある。阪神には今季8勝16敗1分けと大きく負け越したが、チーム内からは「DeNA戦が最大の難関」とする声も聞かれている。
今季のDeNA戦は13勝12敗とほぼ五分の対戦成績となっており、一見すると阪神戦よりも相性が良さそうに映る。ただ、チーム関係者は「DeNAの打撃陣は9月以降だけで見ればセ6球団で一番の驚異に感じる。特に捕手の古市は打撃はもちろん『裏をかくリード』ができる捕手だからかなり不気味だよ」と分析している。
先発出場の機会を増やした古市は、スタメンマスクをかぶった9月以降の1試合平均が「2・9失点」。チームの勝率も7割近くに上り、巨人戦の先発マスクは1試合ながら2点で抑えて勝利している。
とはいえ、阪神は投打ともに主力が固定された強力な布陣。レギュラーシーズンと同様に苦戦を強いられる可能性もある。それでも前出関係者は「ファイナルステージをやる頃には気温も下がってきて球もなかなか飛ばなくなってくる。ウチも先発陣はそろっているからロースコアに持ち込めれば勝ち目は出てくる」との見方を示したが…。
過去、DeNAはリーグ3位から日本シリーズに2度進出し、2024年には日本一にまでたどり着いた〝下克上軍団〟。CSにめっぽう強いチームを橋上巨人は競り勝てるのか――。












