伝説のシンガー、フィル・コリンズが、24年前に始まった元ビートルズのポール・マッカートニーとの確執を改めて振り返り、どのようにして和解に至ったかを語った。米ニュースサイト「ページ・シックス」が4日までに報じた。
フィルは2日に「ピアーズ・モーガン・アンセンサード」に出演。2人の大物ミュージシャンの対立の原因となった出来事は、2002年にバッキンガム宮殿で行われたエリザベス女王即位60周年記念コンサートで起こったという。リハーサル中に、フィルがハンター・デイヴィスが1968年に執筆したビートルズの公式伝記の貴重な初版本をポールに見せ、サインを求めたのがきっかけだった。
英国を代表するプログレバンド、ジェネシスの元ドラマーでもあったフィルは、その時ポールが当時の自分の妻ヘザー・ミルズに冗談めかして「リトル・フィル」という表現を使い「フィル坊やはビートルズの大ファンなんだよ」と語ったと主張している。
フィルは「『この野郎』って思ったよ。どうしようもなかったんだ。そう思っただけさ。たぶん、彼が意図した以上に大げさに捉えてしまったんだ」と回想した。
しかし、75歳のフィルは司会者のモーガンに対し、84歳のポールが最近、電話をかけてきたと語った。ポールが、フィルが主催するキングス・トラストのチャリティーオークションに寄付できる記念品がないか、他のミュージシャンに尋ねていると聞いたため、連絡をとってきたという。
フィルによると、電話での会話の中で、ポールは2人の疎遠について触れ「これは一体どういうことなんだ?」と尋ねたという。フィルが事情を話すと、ポールは「僕たちはうまくいっていると思っていたよ」と答えたという。
「それで僕たちは仲直りしたんだ。ポールに申し訳ないと言った。明らかに彼はこのことで悩んでいたんだろう。誰しも好かれたいですからね…もしかしたら他の人よりもっとそうかもしれない。でも、誰しも好かれたいものだし、それは理解できるよ」。
モーガンは続けて、ポールが「リトル」という言葉を使ったことが、約四半世紀前に彼を動揺させたきっかけだったのかと尋ねると、フィルはそれを肯定した。
2016年に自伝「ノット・デッド・イエット」のプロモーション活動を行っていたフィルはサンデー・タイムズ紙にこの確執について語り、ポールは常に自分を「見下すような態度」で扱っていたと主張した。
フィルはポールは「自分の人生の一部」であるため、和解できて嬉しいと語っている。












