愛知・名古屋アジア大会の女子800メートル予選(28日、パロマ瑞穂スタジアム)、昨年の世界選手権代表の久保凛(積水化学)は2分2秒87で2組4着。タイムで拾われ、翌29日の決勝に駒を進めた。

 久保は8月のU20オレゴン世界選手権では、メダルを目指したものの、5位入賞と悔しい結果に終わっていた。再び日の丸を背負ったこの日は、序盤から先頭でレースを展開。最初の400メートルを59秒54でトップで通過するが、最後の200メートルで徐々に後続に抜かれ4着でゴール。

 久保は試合後に「1周目でうまくレースを作れたが、最後の1周で余裕はあったものの、ラストの200で抜かれた時に力んでしまい、思うように伸びなかった。一本目なので、まあこれぐらいかなっていう感じ」と振り返った。

 この4月から積水化学に入社し、新たな環境で練習を積んできた。久保は「今日は出なかったが」としつつも「切り替えというか、ビルドアップの部分で、ラストも落ちないような走りを意識してきた」と夏の練習の取り組みを明かした。

 メダルが懸かる決勝に向けては「明日はもっと良い走りができるだろうなと思う。明日はしっかり修正して、自分のレースとして終われたら」と決勝を見据えた。

 なお、塩見綾乃(岩谷産業)は予選1組1着(2分2秒81)で決勝進出を決めた。