立川流の落語家・立川談笑が26日、TBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」に出演した。

 落語界では、ユーチューバーのヒカルが立川志らくの弟子になり、「立川さぎ志」という高座名で8月3日に東京・明治座で独演会を開催。さらに今月23日に2回目の落語会を明治座で行った。

 この話題について談笑は「避けられない」としたうえで、「志らくさん、私の兄弟子でございますからね。まずははっきりしとかないといけないのはヒカルさん、立川さぎ志さんは落語家ではないんですよ」と語った。

 立川流は故立川談志さんがつくった落語の流派だが、談笑は「立川流の中ではAコース、Bコース、Cコースっていうのがあって。有名人コースという、Bコースというところに、たとえばデーブ・スペクターさん。高座上がってんですよ。テンガロンハットかぶって」と、ヒカルの前にもデーブ・スペクターも落語をやっていると明かした。

 ナイツの土屋伸之が「名前、何て言ったんですか?」と聞くと、談笑は「立川ケトラー」。デーブは当時、「日清焼そばU.F.O.」のCMに出演しており、そのキャラクター名から高座名を付けたという。談笑は「高座上がったりしてるけれども、でも落語家とはご自身では言ったことはない」と説明した。

 また放送作家の高田文夫氏も「立川藤志楼」として高座に上がっている。談笑は「ものすごく面白くて、高田先生の藤志楼で私は落語家になったんだけれど。影響もすごく与えたけれども、高田先生もやっぱり『オレは落語家ではない』と。正しい落語家じゃないんだからというふうに言っていて。そこの線引きっていうのはしっかりしてるんですよ」と説明した。

 ヒカルに対しては「落語にリスペクトはあるのか?」などの批判があるが、談笑は「落語家ではないし、そういう人がどう活動しようが(構わない)、っていう気持ちがありますね」。さらにアニメが映画化される際、「声優さんでも何でもないお笑いの人が、ワッと割って入って声、やったりするじゃないですか? 素人なのにって。あれと同じような感じで、アリはアリなんじゃないの?」と持論を語っていた。