23日が最終回のフジテレビ系ドラマ「Tokyo middle 30」。30代半ばの仲良し3人女性の行く末を巡って現在、集中砲火状態なのがアパレルショップ店長の「はるきゃん」こと遥(のん)だ。
ともに35歳の主人公で開業医妻の麻紀(仲里依紗)、小学校教諭の薫子(深川麻衣)と遥の人生ドラマ。高校同級生の3人はどこか〝夢破れた感〟を抱きつつ、東京でもがきながらも懸命に生きている。
それぞれのパートナーとの関係も掘り下げられていく中、最も危うさを感じさせるのが遥。シンガポール在住の実業家で超リッチな晃之助(朝井大智)と恋に陥り、金ナシ・男ナシを脱する。借りてもらった高級マンション暮らしはシンデレラストーリーと思いきや、16日の第9話で妻を名乗る里奈(大谷麻衣)が職場に乗り込んできて状況が一変した。
遥が問いただすと晃之助は、過去に長く一緒に暮らした女性で、妻ではないと釈明。後日、2度目の職場来襲で「夫と別れて」と言う里奈は、反論する遥にビンタを見舞う。さらに後日、遥に暴力をわびた一方、晃之助とは内縁関係で、香港にいた時を含めて10年以上一緒に暮らしていると語った。
晃之助の「別れた」主張をぶつける遥を、里奈は「今も一緒に暮しているのに?」と黙らせる。遥の現状は「愛人」だと断じた。
現在も一緒に暮しているのなら、里奈もシンガポール在住ということになる。遥が晃之助に送信したドレス画像を入手して疑念を抱き、わざわざ日本まで飛んで来て一発張ったのか。実際、「彼が私を捨ててあなたを選ぶんじゃないかと思ったから。生きていくためにはこうするしかない」と遥に明かしている。
里奈の生々しい話を聞かされても遥は、連絡のとれなかった晃之助がアポなしマンション訪問で抱きつき戦術に出ると許してしまう。「俺には遥しかいないから…」との手あかまみれの言葉を受け入れた。
とはいえ遥は居酒屋で薫子と麻紀を前に、晃之助が里奈について「いまだに出てってくれなくて困ってる」と説明したことを明かす。里奈の「今も一緒」は一定の事実だった。この一言で薫子は目の色が変わり「それ別れてなくない?」。晃之助から遥に結婚の意思を示す決定的な言葉が何一つないことも指摘。麻紀も、晃之助の「待ってくれ」は「不倫男の常套句だからね」と呆れたように伝えた。
遥は開き直ったかのように「全部正直に話してくれた」「そんな不誠実な人じゃない」と晃之助擁護を力説。親友2人から集中砲火を受け、居酒屋「元カノ問題」論議は決裂した。薫子と麻紀の見方は、里奈が言う「彼は非婚主義者」と矛盾しなかったが…。
都合の悪い情報や視点を寄せ付けない遥には、あの「Tシャツが乾いたら」でヒロインの咲子が言った「好きな人フィルター」が装備されているかのようだ。












