NHKを退局し、フリーに転身した和久田麻由子アナウンサー(37)が日本テレビ系新報道番組に出演することが近日中に発表される見込みとなった。TBSの安住紳一郎アナ(52)が司会を務めるニュース番組と真っ向からぶつかる新報道番組の中身は――。

 和久田アナは3月いっぱいでNHKを退局した。東京大を卒業後、NHKで「おはよう日本」「ニュースウオッチ9」など報道番組を歴任し、「NHK紅白歌合戦」の司会や2021年東京五輪の開会式中継なども担当。安定感のある進行と的確なコメントで同局内や視聴者からの信頼が高かった。

 NHKの元エースは、日テレが今春から土曜午後10時枠でスタートさせる新報道番組への出演が内定している。同局から近日中に正式発表される見込み。安住アナが司会を務めるTBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)と真っ向からぶつかることになる。

 テレビ局関係者は「和久田アナの新報道番組の初回放送は25日で調整されています。構成はディレクターや記者が現場で取材した素材をベースに作られ、スタジオでは取材者本人が解説するスタイルが浮上しています。和久田アナはキャスターというより番組の流れをコントロールするMCに近いポジション。出演者に質問を投げかけたり、番組全体を整理したりします。いわば〝回し〟を担う形です」と語る。

 春改編期の新番組は4月第1週にスタートされるのが通例だ。和久田アナの新報道番組への出演は日テレがまだ正式発表しておらず、初回放送も25日で決定すれば異例といえる。正式発表と初回放送日がここまでずれ込んだ背景は…。

「報道番組のコメンテーターには発言力とバランス感覚を兼ね備えた人材が求められます。新報道番組では、和久田アナの抜てきには局内でも〝これ以上ないほどの適任〟との声が多かったですが、コメンテーターの人選については制作サイドも慎重に検討を重ねたといいます」(前出関係者)

 日テレとしては02年放送でスタートした「真相報道バンキシャ!」以来、24年ぶりの新報道番組になるため、局を挙げて取り組んでいるようだ。

 和久田アナは順調だったキャリアを自らリセットし、新たな挑戦を始めることになる。NHKの元エースvsTBSのエースの番組対決は注目を集めそうだ。