元放送作家の長谷川良品氏が13日に自身のユーチューブチャンネルを更新。アイドルグループ「KEY TO LIT(キテレツ)」の猪狩蒼弥をめぐるやす子の炎上について語った。

 やす子は8日放送のフジテレビ系「呼び出し先生タナカ」に出演。クイズに不正解だった猪狩を「だからデビューできないんだよ」とイジり、ファンの反感を買い炎上した。

 やす子の炎上に長谷川氏は「個人的には過剰反応にもほどがあると思う」と率直にコメント。「エンタメがエンタメとして消費されず、ガチなドキュメンタリーとして捉えられてしまうことには危機感さえ覚えてしまうところがあります」と話した。

 一方、今回の炎上は、一年前のフワちゃん暴言騒動に起因する部分があるという。「やす子さんはやはりあの日、芸人であることより好感度タレントという生き方をを選択したんですよね。もっと言うと、被害者ムーブという麻薬に手を染め、芸人を降りたといっても過言ではありません」

 自身に対するSNSでのフワちゃんの暴言を「エンタメにするという選択肢もあった訳です。ところが彼女はシリアスに導いてしまい、被害者ポジションをとり『悲しいです』と返してしまった。その選択はある種芸人を降りたというシグナルとしても機能するわけです」

 そのため、やす子は芸人同士の笑いの文脈から除外され「触れづらい存在」に。芸人からのイジリの対象外になるとともに「やす子さん自身が繰り出すネガティブな言動は、芸人によるオモシロだったり愛のあるいじりという文脈では消費されず、むしろシリアスに受け止められて嫌悪の対象になることを意味します」と解説した。

 長谷川氏はそのような効果を「好感度抜群というブランドの副作用」と分析すると「やす子さんはもはや誰かをいじってはいけない、許されない聖人君子になってしまった」と指摘。今後、「やす子さんは自身に定着した好感度という魔物と戦っていかなくてはならない」と総括した。