脚本家の三谷幸喜氏が12日、ニッポン放送「うどうのらじお」に出演。メーンパーソナリティーの有働由美子を自身の作品に1回しか呼ばなかった理由を語った。

 三谷氏と有働と言えば、三谷氏が監督を務めた映画「記憶にございません!」(2019年)に、有働がキャスター役で出演している。

 有働はNHKを退局して初めての演技仕事だったとし、三谷氏に感謝を述べたが、一方で、同じ元アナウンサーの八木亜希子とは違って、その後一切呼ばれないのはなぜか?と問い詰めた。

 これに三谷氏は「そうですね、有働さんとディーン・フジオカさんは1回しか…呼んでない…」とバツが悪そうにポツリ。しかし、すぐに「でも、違うんですよ! ディーンさんの名前出すとちょっとアレですけど、役に合ったキャラクターのときは呼びますけど、有働さんにやってほしい役、ディーンさんにやってほしい役がそれ以来ないから、呼んでないってだけのことです」と釈明した。

 納得できない様子の有働は三谷氏が特定の俳優を想定し脚本を書く「当て書き」の手法を使うことを指摘し、「別に役がないからじゃなくて、有働に合う〝当て書き〟をすればいいだけの話なんじゃないか?」と核心をついた。

 すると、三谷氏は「僕、いろんな俳優さん、あんまりマスコミに出てない方とか、舞台で見て『この人いいな』と思ってお願いして出ていただいたりとか、あとお笑いの方とかね、『絶対この人、俳優さんでやると面白いのにな』と思ってお願いして出てもらったりとか、割と多いんです。で、結構当たるんです。僕が『いいな』って思った人って。その後、俳優さんとしても活躍されていく」と実績を振り返り、「あの~…珍しいですね、このパターンは」と苦笑い。

 続けて「だってあれですよ、アナウンサーの方がアナウンサーの役をやったわけですよ。一番やりやすいはずなんですよ。それでアレなんですから、他の役は多分無理ですよ」とバッサリ切り捨てていた。