AKB48が7日、東京・日本武道館で結成20周年を記念したコンサート千秋楽公演を開催。4日間6公演で現役48人、OGゲスト194人の計242人が出演し、4万8000人を動員した。

 この日の千秋楽は昼夜2公演で開催され、夜公演には前田敦子や大島優子、高橋みなみらレジェンドOGが集結。小栗有以、倉野尾成美、伊藤百花ら現役メンバーとともに「フライングゲット」「ヘビーローテーション」ら名曲から、今年8月に発売された20周年記念シングル「Oh my pumpkin!」など、グループの歴史を感じるパフォーマンスでファンを魅了した。

 アンコールでは、現役&OG総勢184人がステージに登場。前田はコンサート出演を悩んだこと、グループや後輩、秋元康プロデューサーへの思いを大粒の涙を流しながら吐露した。

 前田は同じ1期生で、初代AKB48グループ総監督を務めた高橋が、半年以上前からOGたちの〝出演交渉〟していたと告白。それでもコンサートでは、自身はあくまで卒業生であり、現役メンバーに「輝いてほしい」という思いから、参加すべきか悩んだという。

 そんな前田の背中を押したのが、秋元康総合プロデューサーだった。「秋元先生から『今のAKBにもう一度力を貸してほしい』と言ってもらって、最後まで頑張ろうと思いました」と決断までの経緯を説明した。

コンサート中、涙ながらに感謝を述べる前田敦子(右)
コンサート中、涙ながらに感謝を述べる前田敦子(右)

 20周年という節目の今年、AKBは大みそかのNHK紅白歌合戦にも6年ぶりの出演を果たす。そこにはOGとして参加する前田、大島らの存在が大きいことは間違いない。「Oh my pumpkin!」にも現役メンバーとともに前田、高橋、小嶋陽菜、指原莉乃がOG枠で参加しているが…。

「前田さんは『Oh my pumpkin!』でも〝主役〟は『グループを支えて頑張っている今のメンバーであるべき』という思いで、極力目立たないことを求めた。当初、同曲のミュージックビデオは前田さんのカットが多かったのですが、その思いを受けて〝再編集〟。それだけ前田さんは後輩たちのことを考えているし、後輩たちのポテンシャルが高いことにも驚いている」(芸能プロ関係者)

 この日のアンコールでは、来年2月25日発売の67枚目シングルで、2024年に加入した19期生の伊藤百花がセンターに選ばれたとサプライズ発表。4月には東京・代々木競技場第一体育館で3days公演を行うことも決定した。

 現在、4代目のAKB48グループ総監督の倉野尾は「AKB48であることに愛とプライドを持って頑張っていきたい。第二期黄金時代を築いていく」と、OGの愛も背負って決意した。

 年末の紅白には前田、大島らOG8人も出演。前田は「紅白まではみんなで頑張って、そこからは現役メンバーの背中を押していけたら」と力を込めた。