お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一(49)が7月に著書2冊を刊行し反響を呼んでいる。ごみ清掃員としてごみに関する知識を発信し始め、独自の地位を確立。書籍は19冊にも上る。芸人・ごみ清掃員の両輪がかみ合った今、見据えるのはベテラン漫才師の頂と世界平和だ。
7月に発売された「まんがで読める ごみってなんだろう? 世界一わかりやすいごみの本」(講談社)、「僕の仕事はごみ清掃員。」(河出書房新社)は今も非常勤でごみ清掃員として働く滝沢の知識を詰め込んだ渾身の最新書籍だ。発売時期も相まり、学生の自由研究・読書感想文にも多用された。
滝沢は「『まんがで読める――』の方はイラストが多くて小学生向け、『僕の仕事――』は活字中心で中学生向けと、読者層が違うのでかぶらずに多くの反響をもらいましたね」と胸を張る。これでごみに関する書籍は19冊となったが、執筆への熱意は衰え知らずで「まだまだ書くことはたくさんありますね」と豪語した。
日本一のごみ清掃員を目標に、芸能活動の傍ら週に1日はごみ清掃の現場に立ち、本の執筆や講演も行っている。
「世界に目を向けると、日本ほど分別をする国ってなかなかないんですよ。僕は割と真面目に世界中の人が分別をするようになったら戦争もなくなるんじゃないかと思っています。そういう考えをもっと広めていきたいですね」
ごみの知識の普及のため、教育番組にも意欲を見せる。「NHKとかでごみの知識の番組とかやることができたらいいですね」と見据えた。
もちろん、本業で目指す大目標も忘れてはいけない。結成16年以上のベテラン漫才師日本一を決める大会「THE SECOND~漫才トーナメント~」には変わらず闘志を燃やす。2023年の第1回大会で準優勝し、芸人として再起を果たした。「セカンドが始まるまでごみとお笑いの収入は10‥0でしたから。来年もやっていただけるのであれば、もちろん優勝を目指して挑戦したいですね。セカンドで出会った芸人と仕事するのも本当に楽しいので、大会を盛り上げられるように頑張りたいです」と力を込めた。
ごみの活動とコンビの活動が相乗効果を生み、芸能生活を支える両輪となっている。記者が「『舞台の上で死にたい』という言葉もあるが、もし死に場所を選べるなら」と問うと「布団ですよ」と即答。「さすがに嫌ですよ、ごみ清掃中に死ぬの。舞台の上も迷惑かかるし。普通に病院とかにさせてください」と苦笑した。
☆たきざわ・しゅういち 1976年生まれ。東京都出身。98年に西堀亮とお笑いコンビ「マシンガンズ」を結成した。「THE SECOND~漫才トーナメント~2023」準優勝。芸能活動を行いながらごみ収集会社に就職し、ごみに関する発信を行っている。









