アイドルグループ「SKE48」のTeam Sが2026年4月26日から全16曲オリジナルの新公演「ずっと君を探している」を行うことが17周年記念コンサートで発表された。SKE48でオリジナル新公演が始まるのは23年7月以来、約3年ぶりで通算7公演目。新公演がグループにもたらす〝波及効果〟とは――。
「オリジナル新公演をいただけることが決定しました。本当にこのチームで新公演をやらせていただくことが楽しみで、今からワクワクして本当にうれしいです。みんなで力を合わせて頑張っていきます。新公演楽しみにしていてください!」。
10月11日、名古屋市内で行われた17周年記念コンサートでTeam Sリーダーの相川暖花(22)がオリジナル新公演への思いを伝えると、客席からは大歓声が沸き起こった。メンバーもファンも待ち望んでいた新公演だけに、18年目に突入したSKE48の勢いをさらに加速させる発表となった。
令和に入ってからSKE48が行うオリジナル新公演は、これが4公演目。22年5月にスタートしたチームS「愛を君に、愛を僕に」公演では小室哲哉氏がプロデューサーを務め、Team KⅡの「時間がない」公演(22年12月開始)では、韓国人DJ・Night Tempo氏や「言い訳Maybe」(AKB48)、「恋を語る詩人になれなくて」(SKE48)などの作曲で知られる俊龍氏らが楽曲提供した。
Team Eの「声出していこーぜ!!!」公演(23年7月開始)では、ヒャダイン氏が表題曲を含めて4曲を提供するなど、トップクラスのクリエーターたちが楽曲制作に関わったこともあって、新公演効果にはすさまじいものがあった。「声出していこーぜ!!!」公演初日の観覧応募数はSKE48が2019年に現在の事務所(株式会社ゼスト)に移籍してから最多の約8200を記録。新公演がスタートするたびに、劇場公演配信の月額契約者数は増えていった。
そして何といっても大きかったのが、新公演のオリジナルメンバーになることで、メンバー個々のモチベーションが爆上がりしたこと。自分のために作られた楽曲、衣装、立ち位置が与えられるだけに「新公演のオリメンになれて本当にうれしいです!」「SKE48に入って良かった!」という声がメンバーの間から上がった。新公演初日までの1~2か月はほぼ毎日、数時間のレッスンが行われることで、自然とチーム内の団結も強まっていった。
まさにいいことずくめのオリジナル新公演だが、立ち上げるためには大きな問題がある。1つの新公演を制作するためには楽曲や衣装、振り付け、照明、レコーディング、ミュージックビデオ制作など数千万円もの巨額コストがかかるだけに、そう簡単にできるものではない。令和以降、AKB48グループでスタートしたオリジナル新公演は、SKE48の3公演を除くと、NMB48の「天使のユートピア」公演(24年5月スタート)とAKB48の「ここからだ」公演(24年12月スタート)だけだ。
だが、SKE48が22年~23年にスタートした3つの新公演はすべて、公演初日から半年以内に制作費用を回収している。ゼスト内には衣装部署があるため、1公演で100着前後制作する衣装を全て内製化することで、大幅なコストダウンに成功。さらに新公演アルバムで制作費を回収するという〝必勝スキーム〟を生み出したことも大きい。(※「声出していこーぜ!!!」公演では3300円の公演CDアルバムが1万5000枚以上のセールスを記録。5000万円以上を売り上げている)。
時期は未定だがチームSの「ずっと君を探している」公演に続いてTeam KⅡやTeam Eも順次、新公演を始める予定で、すでにメンバーにもその話は伝えられている。
大のSKE48ファンである高須クリニック名古屋院の高須幹弥院長が「僕が応援している倉島杏実ちゃんが所属するTeam Sの新公演が今から楽しみです。本当にゼストは頑張ってますね。ありがたいですよ」と喜びを語れば、Team S副リーダーの熊崎晴香(28)も「Team Sで新公演をいただけること幸せに思いますし、神公演にする気しかないです!!楽しみにしていてください!」とヤル気満々。半年後に始まるオリジナル新公演がSKE48にどんな影響を与えるか注目だ。












