【女子ボートレーサー・インタビュー 根岸真優(23=埼玉)前編】

 ――レーサーを目指したきっかけは

 根岸 スポーツカーとか車が好きで自分もレーサーになりたいなと思ったのがきっかけです。就職活動がコロナ禍の影響でできなくて迷っていた時に両親にボートレース桐生に連れて行ってもらいました。生で見てかっこいいなって思って…。一から始められる競技だったので目指しました。

 ――試験は1回で合格

 根岸 勉強は苦手だったけど、1回で合格できました。もともと陸上をやっていたので走ることとか筋トレのやり方は分かっていました。

 ――養成所の生活は

 根岸 外に出られないのがしんどかったです。やらかすし、成績も悪かったので悩むことは多かったですね。同期は仲良かったので楽しかったです。

 ――実際にボートレーサーになってみて

 根岸 常に限界を突破していかないとうまくなれないし、勝つこともできないので、すごく大変な職業だなって思っています。かっこいいなとは思っていたんですけど、そのかっこいいは勝ってる人がかっこいいので…。自分もかっこいいって思われたいです。何も知らない人にレーサーかっこいいって言われるけど、1600人の中で見ると自分はまだまだだと思います。

 ――デビューから間もなく2年

 根岸 もうちょっとうまくいくと思ってたけど、フライングが多すぎて…。今、後悔してもしょうがないけど、フライングがなければって思います。デビューしたてはスタート行けていたけど、フライングもあってスタートに意識を持っていかれて旋回自体がダメになってしまいましたね。今、やっとデビュー期に戻れてきた気がします。

 ――2026年前期の級別審査期間がスタートした5月1日にフライング

 根岸 5月にフライングを切った時からフライングを1本持った状態で勝率2・00を越えられたら次の期はもっとうまくいくと思ってレースをしています。

 ――2024年12月29日、戸田で4コースまくりを決めて初勝利

 根岸 やっと1着を取ることができてめっちゃうれしかったです。でもエンジンに助けられた1着だった。次に1着を取る時はもっと成長してカッコいい1着を取れるようになっていきたいと思います。

 ――黒井達矢選手に弟子入り

 根岸 もともと黒井さんいいなって思っていましたけど、黒井さんは女子の弟子は取らないって言ってて諦めかけていました。中里優子さんがいるご飯会に行った時に中里さんに「本当は弟子に取りたかった」と言われて「じゃあお願いします」と言ったら「私じゃなくて黒井にお願いしな」と黒井さんを指名してくれたんです。半強制的に弟子入りさせてもらいました。

 ――黒井選手の指導は

 根岸 毎レース見てもらって、ひとつひとつアドバイスをもらっています。展開の読み方、道中の戦法などを指導してもらっています。