東名阪ツアーをスタートした仮面女子・猪狩ともかが15日、自身のSNSを更新。名古屋のホテルで起きた未明の火災騒動での恐怖を明かした。

 15日午前4時、女子マネジャーと同室で就寝していたところ、火災報知器の警報が鳴り響いた。当初「隣のビルから聞こえてきてる」と判断し「うるさいなぁ」と思っていたそうだが、部屋の中でも警報音が鳴ったことで「これは只事ではない」と避難の準備を始めた。

 ただ猪狩は、〝ほぼ肌着状態〟だったため衣服着用で相当な時間をロス。さらに車いすでの避難だったため、ロビーまで降りるのに苦心したという。2階の部屋を借りていたいたのだがエレベーターは使えず非常階段を使用しなければならない。ほぼ満員ホテルの宿泊客が殺到している状況。マネジャーと避難して猪狩は見ず知らずに男性から「手伝いましょうか?」を声をかけられ、おんぶで階段を降りた。車いすはマネジャーと別の女性、脱げた靴を拾ってくれた女性もいたという。

 なんとか外に出ることができた猪狩。ほどなく「誤作動」とのアナウンスがあり、ホッとして部屋に戻ったものの「キーをいれたまま」避難したため解錠できず「呆然としながら部屋の前で立ち尽くすのでした。立ってないけど」とつづった。

 猪狩は、今回の避難にあたって「私一人が避難するために5名程の方が、自分の命を危険に晒すかも知れないのに避難を手伝ってくれました」としてマネジャーおよび避難を手伝った人に感謝を伝えた。

 また、今回実感したこととして「実際有事が起きても瞬時には動けないこと」「下半身不随の私は有事が起きた際、人の助けが無いと避難が難しいこと」の2点を挙げ、「必ず避難経路は確認しておく」「肌着だけでは寝ない」を反省した。

 冒頭「誰かの助けが無いと私は死にます。」と書いたように、車椅子生活による危機を今回の火災報知器の誤作動で体感した猪狩。

 名古屋ワンマンの疲れから避難経路の確認ができていなかったこと、「『有事は起こらない』と甘い考えでいたかも知れません」と記し、さらに就寝時の衣服について〝ノーブラおんぶ〟をさせてしまったことだけでなく、「最低限の服を着用するだけでも貴重な避難時間をロスしてしまう」と戒めた。

 なお続けて投稿したのは非常階段から降りた後のトラブル。「非常階段で降りた先の出口に車が停まっていて、十分な動線が確保されていませんでした。健常者も身体を横にして通るほどの狭さでした」。車椅子は畳んでも通すことができず、高く車椅子を持ち上げて無事に外に出ることができたという。

 チェックアウトの際、ホテル側に伝えると「そこは正規のルートではなく、もう一つの出口なら広かったんです」との説明。猪狩は「ここには今後車は停めない方がいいと思います」とだけ伝え改善に期待を込めた。