ボートレースまるがめのSG「第52回ボートレースオールスター」は1日、優勝戦。節一パワーを武器にSG連続Vに向けて突き進む1号艇・佐藤隆太郎を止めることができるのか。ボートレースファン歴47年の元天才ジョッキー・田原成貴氏(66)はスーパースター峰竜太の底力に夢を託した。
【田原成貴氏が熱く語る】競馬界で祭典・日本ダービーが開催される日、ボートレース界ではファン投票で出場レーサーが決まる祭典「ボートレースオールスター」の優勝戦が行われる。
毎年のことではあるが、やはり同じ競技の世界で戦う人間として特別なものを感じる。今年は誰を本命にしようか――。私は心に決めている。オールスターだけは選手の力量やエンジン力ではなく、自分の好みで決めよう、と。
今節も予選から全てのレースを見てきたが、特に印象に残ったのは予選最終日10Rだ。節一級にエンジンが仕上がっている佐藤陸太郎選手が3カド、ボートレース界のスーパースター峰竜太選手が5コースに入った。
この時点で両者は予選首位通過を争っていた。私は固唾をのんで見守っていた。スタートでものすごい足で伸びた佐藤選手がまくり、峰選手は艇界屈指のターンで間隙を縫った。飛ぶ鳥を落とす勢いの佐藤選手、負けられない意地とプライドを持つ峰選手。この対決は見ていて本当にしびれた。結局、佐藤選手に軍配が上がったが、私はどちらかを優勝戦の本命にしようと心に決めたのだ。
そして、峰選手だ。オールスターのファン投票1位は〝指定席〟のはずが、今回は2位。確かに昨年後半からオールスターまでは彼らしくないレースが続いた。しかし今節のレースを見る限り全く衰えはない。このレースをきっかけに再び「無敵の峰竜太」を取り戻してほしい。
そんな願いを込めて優勝戦は大好きな峰選手を本命にする。正直言って、今回は私の好みだ。1年に一度のオールスターならいいだろう。私は峰さんが大好きなのだ。1Mを突き抜け、勝利をつかむ姿を信じている。












