ボートレースとこなめのGⅡ「第10回レディースオールスター」は18日、優勝戦が行われる。1号艇の浜田亜理沙に地元Vを狙う細川裕子、SGタイトルホルダー・遠藤エミ、勢いに乗る新鋭の関野文、川井萌、井上遥妃と躍動しそうな顔ぶれが揃い、見応えあるレースになりそう。そんな中、ボートファン歴47年の元天才ジョッキー・田原成貴氏(66)が熱い視線を注ぐのは川井だ。
【田原成貴氏が熱く語る】まさに百花繚乱。女子レーサーの祭典にふさわしい華やかなベスト6が出揃った。私は初日からレースを見ているが、まるで強くてきらびやかな女子レーサーたちに呼応するように、とこなめ水面は宝石をちりばめたようにキラキラと輝いて見える。
さて、本題に移ろう。ズバリ、私の本命は2号艇・川井萌選手だ。予選道中から思い切りのいい走りが目を引いた。特に2日目3Rの2コース差しは圧巻だった。コンマ07のトップSを切り、しっかりと懐を取って1Mを鋭角に旋回。切れ味満点の差しハンドルで、見事に1着となった。そして迎えた準優10Rは一転して2コースまくり。インが立ち遅れたとは言え、全く慌てずにハンドルを入れてきっちり勝ち切ってみせた。
この時点で私はほぼ川井選手の本命を決めていたが、枠番が「2」となって自信は確信に変わった。前述したように2コースから差し、まくりの両戦法で勝利しており、予行練習はバッチリだろう。今の彼女の勢いなら優勝戦も2コースから差してヨシ、まくってヨシの自在攻めで栄冠に輝くとみた。
何より私は、彼女の成長ぶりに魅力を感じるのだ。レディースオールスターの選出順位もグングンと上昇中。さらに今大会はクイーンズクライマックス、レディースチャンピオンを含めた女子ビッグレースの最年少V記録(23歳4か月)もかかっている。競馬の世界もそうだが、やはり若手の台頭は業界の活性化に欠かせない。特に今回のような華やかな大会で若手が勝てば、ボートレース界も大いに盛り上がることだろう。
インに浜田選手、カドに細川選手、大外枠に遠藤選手と腕達者なメンバーに囲まれるが、川井選手にはツワモノをはねのけて頂点に立ってほしい。レーディースオールスターは「夢」を実現させるには絶好の舞台なのだから――。













