元タレント中居正広氏の〝反撃〟が話題となっている。
中居氏は元フジテレビアナウンサーAさんとトラブルをきっかけに、芸能界を引退。フジテレビなどが設置した第三者委員会の調査報告書で「性暴行」を認定された。
しばらく沈黙を守ってきた中居氏だが、今月12日に突如動きだした。代理人弁護士を通じて「性暴行」の定義を問い「性暴力の実態は確認されなかった」と主張。第三者委員会の調査に「当初、中居氏が守秘義務解除を提案していた」と明かし、約6時間にわたってヒアリングに応じたものの、報告書には発言の要旨がほとんど反映されていないと訴えた。
ネット上では中居氏の主張に理解を示す声のほか「なぜ今?」という意見も多く聞かれる。
そんななか踏み込んだ発言をしたのが、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏だ。かねて同氏は調査報告書の内容が中居氏の人権侵害に当たる可能性を指摘してきたが、14日放送のカンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」で「中居さんの関係者の方から、弁護士以外の関係者から、ちょっと意見とか質問に答えてもらいたいということで、ちょっとそういう助言というか、関与はしました」と、中居氏サイドから接触があったことを告白。
中居氏がこのタイミングで〝反撃〟に出たことについて「中居さんは悩んで悩んで、自分が悪かったと思っていたんだけど、周囲が『言うべきことは言わなきゃいけないんじゃないの』っていうことになって、ここに至った」と明かした。
橋下氏は第三者委員会の調査方法に疑念を示した上で「中居さんは事実を全部言いたいらしいんです。すべてを語りたい。でもいきなりこれを公にやってしまうと、非常に微妙な問題もあるから、まずは第三者委員会にすべてをちゃんと話すから、それをもとにもう1回判断をしてほしいと言っています」と伝えた。
橋下氏が代弁したのは中居氏が騒動について「話す気がある」ということ。性犯罪者のような扱いを受ける現状を打破したいということだ。
一方、中居氏側のアクションを深読みする見方もある。元放送作家の長谷川良品氏は14日、自身のユーチューブチャンネルを更新し、この問題に言及。
中居氏が声を上げたのは「内容自体の拡散、報道連鎖が狙いであると感じる」とコメント。同氏の弁護団が第三者委員会に対し、回答期限を今月26日に設定している点について「時間制限の設定は耳目を集めコンテンツとして強化するためのフックとしては一丁目一番地的な仕掛け」と分析した。
長谷川氏は、中居氏側の開示請求に第三者委員会が応じる可能性は「ほぼない」とピシャリ。その結果、中居氏を擁護する声が増えると予想し「中居氏サイドの弁護団は相手のそうした塩対応を見越した上で、今月中にタイムリミットを設定した可能性も考えられる」と指摘した。すべては計算なのか、それとも――。












