2日のNHK連続テレビ小説「あんぱん」第25話に、絵の世界を志す嵩(北村匠海)の母・登美子(松嶋菜々子)が回想と現実世界で2度現れた。登美子は4月25日の20話で嵩に別れを告げ、姿を消していた。
東京高等芸術学校の入試に合格した嵩。伯父の寛(竹野内豊)とともに喜ぶ姿の後方に、笑みを浮かべる登美子がいた。手には手紙のようなものが。2人に声をかけることなく立ち去った。その後、幼少時によく食べたパンを売る「美村屋」を訪れた嵩は、寛に当時の思い出を語る。亡き父の清(二宮和也)と登美子ら一家4人が回想シーンで浮かび上がった。
登美子といえば20話で、高知第一高校の受験に失敗した嵩から浪人して再挑戦することを伝えられても、「1年なんて待てないわ」と答えて、嵩とともに身を寄せていた高知・御免与町の寛宅を去った。登美子はその8年前にも再婚のため、嵩を置き去りにして寛宅を飛びだしていた。
「1年待てない」を巡っては当時、X(旧ツイッター)で「余命1年もない病気なのかも」「なにか急ぐ理由が?」「気になるけど…」などとナゾや憶測を呼んでいた。そんな登美子は退場することなく再登場。病気でなかったことをうかがわせた一方、「待てない」理由は分からないままだ。
さらに、誰から受験のことを知らされたのか、これまでの身勝手な振る舞いから一変、今回はなぜしおらしく立ち去ったのかなど新たなナゾが浮かび、「このあと何か絡んでくるのか?」とXでは登美子への関心が深まっている。
「あんぱん」は「アンパンマン」が代表作の漫画家やなせたかしさんと妻の小松暢さん(いずれも故人)をモデルにした物語。後者にあたるヒロインの朝田のぶを今田美桜が演じている。












