11日のNHK連続テレビ小説「あんぱん」第10回の最後に、ヒロイン・のぶを演じる今田美桜と後にその夫になる嵩役の北村匠海が初回以来となる登場を果たした。次週から本格出演。この日は、ひそかに再婚していた嵩の母・登美子(松嶋菜々子)も久々に姿を見せた。

 のぶ(永瀬ゆずな)と嵩(木村優来)の幼少期パートはこの日が最後。登美子が身を寄せた義兄の家に嵩を残して秘密裡に嫁いだ先を、何も知らない嵩が母に会いたい一心で訪ねてきた。そんな息子に登美子は「何しに来たの?」。嵩を抱きしめたが、「もうここに来ちゃいけないの」と追い打ち。周囲には「親戚の子」と説明した。

 塩対応に、X(旧ツイッター)では「嵩くん悲しいね」「理由があって来たのに」「嵩くんが不憫で仕方なかった」などと同情の声が相次いだ。もっとも、登美子としては嵩が義兄の家で育てられた方が本人のためと思い、あえて嫌われるよう冷たい言葉を並べたとも考えられる。再婚先に置いてもらっても、いじめに遭う可能性も考えたのかもしれない。

 Xには「北村匠海、2回松嶋菜々子に捨てられる事になるんかな?」との投稿も。2人は一昨年4月期のTBS系「王様に捧ぐ薬指」でも共演している。この時も松嶋は北村を〝捨てた〟母親という役柄だった。

 同ドラマはくしくも朝ドラ前作「おむすび」のヒロインだった橋本環奈が主演。松嶋が演じた新田静は、結婚前の交際相手との子を生んだが、名家の一人娘という立場から夫婦になれず、財閥トップである別の男性と結婚した。交際相手に預けて離れ離れになった息子の役が北村で、静の夫のグループ企業で働いており、後に静との関係が明かされた。

「あんぱん」は「アンパンマン」で知られる漫画家やなせたかしさんと妻の小松暢さん(いずれも故人)夫婦をモデルにしている。次週予告で登美子は「嵩のことが心配なんです」と語っている。2人の今後は…。