◇三浦洋次朗(36)愛知支部110期
2月11日、地元・とこなめで念願の初優勝を飾った。2012年5月のデビューから12年9か月。「長かったですね。やっとできました。うれしかったです」と笑みがこぼれる。
強風による悪コンディションのため優勝戦は安定板装着、周回短縮(2周)。カドに引いた3コースの下河誉史が果敢に仕掛けて内2艇をのみ込む。三浦は5コースから最内を突いて上位争いに参戦。混戦2Mをさばいて先頭に立つと2周1Mで後続を振り切って勝負を決めた。「水面も荒れていたのでチャンスがあった」と振り返る。
4日間の短期シリーズ。ドリーム戦でイン逃げを決めるなど初日2、1直と好発進を決めると3日間の予選をオール3連対でクリア。優勝戦に駒を進めて初Vにつなげた。「地元ということでドリームの1号艇に乗せてもらったり、すごく本当にやってもらった。ここは頑張るしかないという感じで臨んでいた。恩返しができた。それがめちゃくちゃうれしいですね」と、いつも以上に〝活躍〟を意識して戦ったシリーズできっちりと結果を出した。
調整スタイルは〝ノーハンマー〟を貫く。「優勝した節もノーハンマーでした。基本はノーハンマーですね。朝、結構乗り込んで乗れるようにする、という感じでやっている。レバー操作とかハンドルを切る感じを変えながら、ひたすら乗って乗れるようにする」と説明する。
理由については「ペラが本当に分からないので…」と打ち明ける。「操縦の方法を変えた方が自分の中では早い。もう5年以上…、たぶん、もっと叩いていないと思う」という。
プライベートでは植物との時間を楽しんでいる。「植物はずっと好きだったんですよ。今はオージープランツというオーストラリア系がすごく好きです。南アフリカ産とか温かいところの植物が好きで育てています。家にメッチャありますね。結構、大きめのものが多くて花もきれいです。それで癒されています。庭で地植えしたり鉢だったり…。めちゃ息抜きになっています」。こう話しながら表情も自然とほころぶ。
「ファンの方がすごく応援してくれているのも分かっていたし、優勝した時に恩返しできたかなというのが一番うれしかった。なかなか優勝できなくて長くかかってすいませんという感じもあります。地元にもずっと育ててもらったのでホッとしています」。初優勝というステップをクリア。決意も新たに次のステップでの戦いに挑む。
☆みうら・ようじろう 1988年10月26日生まれ。愛知支部の110期生。愛知県出身。2012年5月にとこなめでデビュー。2013年3月に浜名湖で初勝利。今年2月11日にとこなめで初優勝。通算29優出1V。同期には上條暢嵩、村上遼、白神優、三浦敬太、森永隆、河野大、喜多須杏奈ら。












