ボートレース大村のプレミアムGⅠ「第5回ボートレースバトルチャンピオントーナメント」は13日、大会3日目を終了。最終日(14日)に行われる決勝戦に進出するベスト6も決定し、チャンピオンベルトの行方に注目が集まるが、トーナメント敗退組にも決勝6選手に負けない熱い思いを胸に秘めているレーサーもいる。

 シリーズ最年少の定松勇樹(22=佐賀)は初日1回戦5着で早々と敗退が決まった。しかし、レース直後の第一声は「僕、あと何走、走れるか分かります? 5走? 6走?」という質問だった。

 なぜ敗退後の出走回数にこだわるのか。その〝真意〟を目をギラギラと輝かせながら、こう明かした。

「1走でも多く走りたいんです。僕は経験値が少な過ぎるし、失敗しないと覚えないこともある。大事なところで失敗しないように…。ここで結果を出せないと、上には行けませんから」

 2023年前期から3期連続でA1キープ。2024年前期適用勝率は7・17と初の7点台をマーク。昨年は7Vと優勝回数も一気に伸ばした。まさに充実一途。主戦場は間違いなくSG、GⅠになっていく。この舞台で戦うためには、もっと強くならなけれならない。それだけに、トップレーサーとの対戦実績を積み重ねておきたいという強い思いを抱き〝1走〟にこだわっている。

 強くなりたい…。この言葉を実現するために、ひたむきに走り続ける若手から、目を離すことはできない。