東海地区のボートレース4場では今年も恒例の正月シリーズが開催される。浜名湖は29日~1月3日、蒲郡は31日~1月4日、とこなめは30日~1月4日、津は30日~1月4日。各地ともに地元の有力レーサーが集結して年末年始の寒風を吹き飛ばす〝熱闘〟繰り広げられる。

【津ボート新春展望】

 主役を務めるのは絶対エースの井口佳典だろう。前回当地戦のお盆シリーズを8戦6勝オール2連対という圧倒的な内容で制し、ホーム33回目の優勝を飾った。今年は4年ぶりとなるグランプリ出場を果たして、復権をアピールしたいところ。

 正月→GWの連続Vで一気に台頭してきたのが豊田健士郎。以前からルーキーSでは格上の存在だったが、近況は記念戦線にも本格参戦して地力を蓄えてきた。2024年はまだ見ぬSGの舞台に立って全国にその名をとどろかす年。正月シリーズ連覇ならこれ以上ない滑り出しだ。若手では吉川貴仁にも注目。現在、当地で4連続優出中。昨年8月の前回戦で優勝している。24年前期は自己最高勝率を叩き出して勇躍里帰り戦に臨む。ベテラン坂口周、関東から参戦する永井彪也もV争いに加わる。

【注目選手】新田雄史(38)=三重・96期

 2022年8月の蒲郡メモリアル優勝戦のFで、ビッグレースに出場できない状態が続いていた。当然ながら一般戦では格の違いを見せ付けるレースぶりで白星を量産し、各地で優出ラッシュ。9月に記念戦線に復帰して以降も住之江・高松宮記念→徳山70周年→大村71周年、そしてSG蒲郡ダービーで予選を突破しており地力に陰りは見られない。

 24年はかつてのような大舞台での勝負強さを取り戻すべき年となろう。この後には江戸川GⅡMB大賞→浜名湖GⅠ・70周年→蒲郡GⅠ東海地区選と記念レースが控えている。2節前の当地前回戦では節間オール2連対で圧倒V。完全復活のためにも地元戦連続Vを決めて一気に勢いをつけたいところだ。