元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏が25日、「モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。今季から試合時間を短縮するために導入されたピッチクロックについて大谷翔平選手が「出続ける上で疲労がたまりやすくなると感じていた」と発言したことを受けて、ピッチクロックの見直しをすべきと主張した。

 24日に放送されたNHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平 ~2023 伝説と代償 そして新たな章へ~」で、NHKは大谷へのロングインタビューを敢行。今季から導入された投手が投球動作に入るまでの時間を制限するピッチクロックについて、大谷から「今年はピッチクロックがあったので、そこが慣れないなと。出続ける上で疲労がたまりやすくなると感じていた」との言葉を引き出した。

 これが直接影響したかは定かではないが、大谷は右ひじ靭帯を損傷。人生2度目となる右ひじ手術を受けている。

 これを受けて玉川氏は「ピッチクロックが導入されてケガが増えたとか、メカニズム的にこういうふうに追い込まれると疲労がたまるってわかったら、やっぱり(ピッチクロックを)やめた方がいいんじゃないですか」。さらに「それでも必要なら、今の尺じゃなくて、もうちょっと延ばすとか、登板間隔を空けるとかが必要」と主張した。

 とはいえピッチクロックは、ほかの米4大スポーツと比べて試合時間が長い大リーグが、他競技とのファン獲得競争において試合時間短縮のために導入。実際に今季の試合時間は短縮され、全米でのテレビ視聴率も上がっているのは事実だ。

 こうした事情を踏まえてタレントの石原良純は、「いいものを1回見ちゃった人間としては、じゃあちょっとルールを改正してっていうのはね。残念だけど残酷なんですよね、視聴者は。視聴者が良しとするかと言ったら、いいものを見ちゃったあとだと納得できなくなっちゃう」と話し、一度、テンポよく試合時間も短縮された大リーグに慣れたファンが不満を覚える可能性を指摘した。