アルピニストの野口健氏(50)が「X」(旧ツイッター)で自身が考えるクマ対策をつづった。

 本格的な冬が近づいているが、全国ではいまだにクマの被害が相次いでいる。この状況に野口氏は「熊にとっての食べ物は暖冬とはいえ、更に少なくなっていく訳で…。冬眠ができなければ餌を求めて人里に降りてくる可能性大」とその危険性を指摘。

 さらに「また、登山なら、特に里山のような低山ならば大人数で一緒に山に入った方がいいでしょう。鈴もそうですが、熊スプレーも。北極冒険をしていた知り合いから、北極で白熊に使用したら七転八倒しながら逃げていったと、だいぶ、前ですが聞いた事があります」と熊スプレーの効果についても触れた。

 この熊スプレーについては「国内で実際に熊に熊スプレーを使用した『生の情報』は耳にした事がありませんが、念のために持って行った方がいいでしょう。ただ、当たり前ですがスプレーをザックの中に入れてしまっては意味がないです。僕はザックの横にさしていますが、しかし、それでもいきなり死角から襲われたら難しいと思います」とも。

 その上で「やはり、一番は1人では低山に入らない事でしょうね。3000mクラスの山よりも低山の方がリスクが多いと受け止めていた方がいいでしょう」と注意を促した。