嵐の松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」の第22回「設楽原の戦い」が11日に放送され、ダチョウ倶楽部の「どうぞどうぞ」ネタが披露され、ネットでも盛り上がりを見せた。

 第22回では、徳川・織田連合軍が長篠城の近くにある設楽原で武田軍と対峙する。設楽原に着いた信長は馬防柵を作ってばかりで、長篠城を助ける気配はない。そんな信長にしびれを切らし、家康は酒井忠次(大森南朋)らとともに武田攻めを進言しにいく。

 本陣の中で羽柴秀吉(ムロツヨシ)と碁を打っていた信長に対し、家康は「武田を追い払い、長篠城を救うべき」と進言。すると信長は「俺は武田を追い払いに来たわけでも、長篠を救いに来たわけでもない」と一蹴。そんなやり取りの中、秀吉が「向こうから攻め立ててこさせる手立てがありゃいいんだがねぇ」と言いながら、持っていた碁石を地図の上にバラまいてしまう。

 その碁石がバラまかれたところが、攻略すべき「鳶ヶ巣山の砦」だった。酒井は信長に鳶ヶ巣山の砦への夜襲を提案。砦を攻略することで勝頼の背後を衝き、勝頼を前面に押し出すというプランだ。

 その策を言い終わる前に秀吉は「なるほど、いわゆるキツツキでございますな。これは妙案だなぁ」と感心。この策を聞いていた柴田勝家(吉原光夫)が「上様、ぜひこの柴田勝家にお申し付けください」というと、そばにいた佐久間信盛(立川談春)は「いやいや、この佐久間信盛に」と。すると秀吉も「いやいや、この羽柴秀吉に」と3人が立候補する。

 3人が「私に」と言い終え、家康を見つめると、家康が「我が、徳川勢に…」としぶしぶ手を挙げる。すると、信長は「危険すぎる策じゃ。俺の大事な家臣にそんなことはさせられん。が、俺の家臣じゃないやつが、やる分にはやぶさかではない」。この話を聞いた秀吉、勝家、信盛の3人は「どうぞどうぞ」のポーズで家康を見つめ、家康が策の実行役に決まった。本陣を引き上げる際に家康は「クソみたいな芝居じゃ」とまで言い放った。

 わざと家康の口から策を言わせて、行動するように仕向けた信長と、家臣の3人の仕草はそれこそ、ダチョウ倶楽部の「どうぞどうぞ」ネタそのもの。SNSでも「大河で『どうぞどうぞ』するとは」「『どうぞどうぞ』の間の取り方は完璧」「どうするダチョウ倶楽部だった」などの声が。「ダチョウ倶楽部」がトレンド入りするほどの盛り上がりとなった。