タレントで元参院議員の水道橋博士が昨年、ツイッターに投稿した内容を巡って、松井一郎前大阪市長から名誉毀損で損害賠償を求められていた訴訟で16日、大阪地裁は博士に110万円の支払いを命じた。

 博士は昨年2月に日本維新の会代表兼大阪市長(当時)の松井氏の過去について触れたユーチューブ動画「【維新の闇!】大阪市長・松井一郎の経歴を調べたらヤバかった!」をツイッターに引用して投稿。これに松井氏が「水道橋さん、これらの誹謗中傷デマは名誉毀損の判決が出ています。言い訳理屈つけてのツイートもダメ、法的手続きします」と550万円の損害賠償を求めていた。

 博士は「スラップ裁判だ」とれいわ新選組から比例代表で立候補した7月の参院選でも訴え続け、当選したものの10月には病気で休職。今年1月に議員辞職していた。
 
 この日の判決に博士氏の代理人弁護士を務めた立憲民主党の米山隆一衆院議員はツイッターに「判決は報道の通りです。一方当方は、水道橋博士はその様な意図はなく、摘示した事実は『疑い』に過ぎず誹謗中傷に該当しないと主張しております。主張が認められなかった事は残念ですが、控訴して争います」と控訴する意向を示した。

 また元宮崎県知事の東国原英夫氏はツイッターに「水道橋にも勿論言い分はあるだろうが、地裁判決は重い。甘受せざるを得ないだろう。勿論、不服として控訴する手もあるが」と投稿した。