TBSは11日、8月の「世界陸上」と9月の「アジア大会」を生中継し、総合司会を同局の江藤愛(37)、石井大裕(37)の両アナウンサーが務めると発表した。注目は一昨年、管理職にスピード昇進しながら、現役アナとしても働きまくる江藤アナの〝重用ぶり〟だ。絶対的エース・安住紳一郎アナ(49)も体調を心配しているが、起用せざるを得ない事情もあるようで…。

 TBSはこの日、「世界陸上」(ハンガリー・ブダペスト、8月19~27日)と「アジア大会」(中国・杭州、9月23日~10月8日)の総合司会を江藤アナと石井アナが担当し、シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子氏が両大会のスペシャルキャスターを務めると発表した。

 同日、進行を務める朝の情報番組「THE TIME,」に生出演した江藤アナは、「この夏、世界陸上とアジア大会を担当することになりました」と報告した。

 同番組の総合司会を務める安住アナが「この番組どうするの?」と心配すると、金曜司会も務める江藤アナは「ハンガリーの方に行くので、8月19日からお休みを」。その期間の代役について、宇賀神メグアナ(27)が担当することを伝えられた安住アナは「本当? 聞いてないわ」と驚くと、「報告したはずです」と強調した。

 江藤アナといえば、2021年春の人事で、一般企業の課長クラスにあたる「エキスパート特任職トップスペシャリスト」に昇進している。

 異例のスピード出世で、管理職となったわけだが、エースアナとしても〝現役バリバリ〟だ。木、金曜の「THE TIME,」のほか、月~水曜は「ひるおび」進行役、月曜「CDTVライブ!ライブ!」では生放送も担当。他の番組でナレーションなども務め、局内からは「酷使しすぎでは?」と危惧されている。

「スタッフにも低姿勢で、誰もが『本当にいい人』と口をそろえる。あまりの多忙ぶりに『体調は大丈夫?』と声をかけられることも多いが、いつも笑顔で『大丈夫です!』と答えてますからね。しかし、『世界陸上』や『アジア大会』では選手名など覚えることも多く、準備も大変です。安住アナも番組では『聞いてない』と冗談っぽく言ってましたが、そんなわけはない。実際は『本当に大丈夫なの?』と江藤アナの体調を含め、心配していた」(TBS関係者)

 ここ数年、ネット上では以前と比べて「やせすぎ」などと体調面を不安視する声も上がっており、「多忙が要因では」と指摘されてきた。

 当然、局としては江藤アナの〝過重〟を認識しているが、やむにやまれぬ事情もある。「世界陸上」はメインキャスターの俳優・織田裕二とフリーアナウンサー・中井美穂が25年間、13大会にわたって務めてきたが、局アナコンビで大役を引き継ぐからだ。

「織田さんが世界陸上を心から楽しむ姿を見たい視聴者も多かった。〝世界陸上=織田さん〟のイメージも強く、交代となれば視聴率で苦戦することも予想され、局としてはエースアナを投入せざるを得ない。人材難ともいえるが、好感度と安定感がバツグンの江藤アナしかいない」(同)

 常々「休みはいらない」とまで口にするほど、局への忠誠心を隠さない江藤アナ。ここは期待するしかなさそうだ。