飯塚オートのナイターSG「第42回オールスター・オートレース」は29日の5日目、準決勝戦を行った。

 湿走路の12Rで、1着になった青山周平と激しい攻防を繰り広げたのは地元の篠原睦(45=飯塚)だ。

 5番車の篠原はスタートで4番手につけ、進路を内寄りに。外側に車が固まる混戦の序盤、3周回で経済コースの利点を生かし、先頭に浮上。だが、すぐさま外から青山がスピードを乗せてまくる。

 ここから2人の内、外での先頭争いが始まった。直線で伸びる青山、コーナーで詰める篠原の激闘は僅差で青山が勝利したが、引けを取らない走りだった。

 レース後は「うれしい。やりましたよ」と笑顔。「コースは内しか走れないし、泥臭いレースをするしかないと思っていた。いっぱいいっぱいだった。でも、エンジンは十分」と納得している。

 オールスターは昨年の第41回に続き優出。「優出はどこでもうれしいけど、地元は特にうれしい」と喜ぶ。当地のオールスターでは2018年の第37回で2着、20年の第39回で3着。優勝までもう一歩のところ終わっている。

「できる限りスタートを決めて、粘り強いレースをしていきたい」。速攻が決まれば悲願の地元SG初Vも現実味を帯びてくる。