書評家・インタビュアーの吉田豪氏(52)が6日、自身のツイッターを更新。5日に亡くなった、ムツゴロウさんの愛称で親しまれた作家の畑正憲さんをしのんだ。

 吉田氏はかつて、畑さんのインタビューや対談などを担当したこともあった。今回、追悼文を書いたことを明かした吉田氏は「最近、とある地上波特番にボクが出たとき、ムツさんをゲストの候補に挙げたんですけど『体調不良みたいで』とNGになったばかりだったんですよね……」とつづった。

 畑さんは5日午後5時53分に心筋梗塞のため、北海道中標津町の病院で息を引き取った。87歳だった。

 畑さんは、1980年から放送されたテレビ番組「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」(フジテレビ系)でお茶の間の人気者になった。

 ムツゴロウ動物王国の公式ホームページによると、1935年4月17日福岡市生まれ。54年に東京大学に入学し、理化学部生物学科を経て生物系大学院に進学。68年に学習研究社映画局を退社し、本格的な著作活動に入った。

 71年に北海道厚岸郡の無人島に熊や馬を連れて移住。翌年、浜中町に移って「動物王国」を〝建国〟した。77年「第25回菊池寛賞」を受賞。著書は「畑正憲作品集」「ムツゴロウの青春記」「ムツゴロウの動物交際術」など多数。