ボートレース宮島の「ルーキーシリーズ第6戦 第8回スカパー!・JLC杯」は31日、優勝戦が行われ、4号艇の大沢風葵(22=群馬)が鮮やかなまくり差しを決め、昨年6月の浜名湖以来2回目のVを手にした。

 当地初参戦初Vに「まさか自分も優勝できるとは思わず、めちゃくちゃうれしい」と頬を緩めた。父・普司は当地でもVがあるレーサーだが「父には特に聞いてなかった」。それでも「62号機は椎名豊さんが優勝していたし、椎名さんが乗りそうなペラで最初は調整していた」と先輩のVイメージを描いてきっちりと仕上げた。

 2コース定松勇樹のジカまくりにイン高橋竜矢が応戦。2人が競り合う内を狙い澄ましてズブリ。「直線に寄せていたので、直線は間違いなく良かったし、定松さんが出ていたので、ワンチャンあの展開もあるかと予測していた」と読みも冴えていた。

 2023年後期適用勝率は6・75。「A1には上がれると思うし、記念をまずは経験したい」。昨年4月の戸田で追加参戦は1度あるが、正規あっせんはまだない。ひとつ上のステージへ――。きっかけと自信をつかむ優勝となった。