24日の「那須どうぶつ王国」(栃木県)からの生中継でオードリー・春日俊彰が園内のペンギンがいる池に落ちたことなどを受け、日本テレビと同局系「スッキリ」(平日午前8時)が27日、陳謝した。31日での終了が近づくにつれ、番組作りが雑になり、ウラ番組のTBS系「ラヴィット!」に〝悪ノリ〟して暴走したといわれている。
31日放送で17年の歴史に幕を下ろす「スッキリ」が、最後の最後にやらかした。
番組は24日、那須どうぶつ王国から生中継。池の中でペンギンにエサやりをしている春日に向かって、MCでタレントの加藤浩次が「池に落ちるなよ、気をつけろ! 足元に気をつけろ!」などと呼びかけた。
その後、春日は計3回、池に落下。その衝撃にペンギンは驚いた様子だった。
番組を盛り上げるためのフリだったとみられるが、池に落ちなければならない状況に春日を追い込んだとの指摘もネット上に出た。
放送終了後、同園はツイッターで、日テレに抗議したと報告。「スッキリ」は番組サイトで「動物への安全配慮が不足しておりました」などとわびた。
27日放送の冒頭では、MCで同局の森圭介アナウンサーが陳謝。生中継の事前打ち合わせでは、那須どうぶつ王国スタッフから「動物に危害がなければ池に落ちても大丈夫」との趣旨の説明があったという。
加藤は「〝動物が池に入っていない状態ならいいですよ〟というニュアンスですよね。そこでスタッフもどうぶつ王国の方も納得して。僕は当日の打ち合わせで、しっかりスタッフと打ち合わせすることを怠ってしまった。そこは反省しないといけない部分」と釈明した。「春日君にも僕がフリという形で追い込んでしまった。落ちなきゃいけない状況に追い込んでしまった部分もあると思います」と反省した。
そのうえで「番組MCとして配慮が全く足りなかったかなと思います」と頭を下げた。
同日に行われた日テレの定例会見で、石澤顕社長も陳謝した。
春日は同番組で何度も生中継を担当。その都度暴れ倒し、局にはたびたびクレームが寄せられた。昨年7月放送では、船上で顔面に張り付いたタコと格闘。海外ではタコの踊り食いに失敗し、死亡した事例があったため、「(春日が)死んだらどうするんだ!」といった内容の批判が寄せられた。
また同年8月放送で、春日は桃農園で大暴れ。生中継するとたびたび炎上していた。
31日放送で大団円を迎えるはずだ。なぜ、立つ鳥跡を濁すような事態になったのか。
複数の関係者は、31日での終了が近づくにつれて番組作りが雑になり、TBS系「ラヴィット!」に〝悪ノリ〟して暴走したとみている。同番組は麒麟・川島明とTBSの田村真子アナウンサーのダブルMC。
テレビ局関係者は「〝日本で一番明るい朝番組〟をテーマにする『ラヴィット!』はエンタメ路線を走り、お笑い芸人のロケが視聴者やネット民に好評です。『スッキリ』もこれをマネたといわれます。春日さんがロケするようになったのはここ1年ほど。今回の問題は〝悪ノリ〟が過ぎました」とバッサリ。別のテレビ局関係者は「もうすぐ番組が終了することに伴い、〝最後だからいいや〟と番組作りが雑になったんでしょう」と首をひねった。
31日にスッキリと最終回を迎えられるか。












