マヂカルラブリーの野田クリスタルが8日夜、ユーチューブチャンネル「【公認】野田の部屋」に動画をアップし、自身が審査員を務めた「R―1グランプリ」の〝ヤラセ疑惑〟について言及した。

 関西テレビ、フジテレビ系で4日に放送された「R―1グランプリ2023」で、ファーストステージのトップで登場したYes!アキトの点数発表の際、スタジオの大型モニターに一瞬だけ「田津原理音 470点」と表示された。

 その後7番手で登場した田津原の得点は本当に470点で、ファーストステージを1位で通過。さらに2位通過のコットン・きょんと争ったファイナルステージも制し、優勝したため、ネット上ではヤラセを疑う声が続出した。これに対し主催のカンテレは「リハーサル時に入力した、仮のデータの誤表示」と説明している。

 野田はまず「ヤラセを疑う人は、今回に関しては何も悪くない」。リハーサルと本番における田津原の得点が同じ470点になっただけに、「もっと爆発的に炎上するくらいの案件だと思う」と断言した。

 今後の対応については「関西テレビさんがどっちの方向で、この〝ヤラセ問題〟をどうしようとしてるのかは分からないけど、オレは出せる証拠、出した方がいいと思うけどなあ。リハの映像とかね」と提言した。

 ただ「そもそも言わしてもらうと470点、誤表示してて、そのまま470点。ヤラセだとしたら、しないだろっていうのもあるしね。さすがに変えてくるだろ? 誤表示してるんだったら。バカすぎるだろ、それって。何で、かたくなに470点で押し通そうとするんだっていうことにもなるんで。さすがにそこまでバカじゃない」。

 さらに動画の最後では「僕がね、ヤラセを持ちかけられた時点で暴露しますんで。こう言っときゃもう安心でしょ? これでオファーも来ないだろうし。それ(ヤラセ)を持ちかけるヤツは」と宣言した。