アニソン歌手・黒崎真音さんが先月16日、急逝した。公式サイトで同28日に公表されると、アニメ界や国内外のファンから追悼の声がSNSに多く寄せられた。そんな中、10年以上前から親交のあった業界関係者が取材に応じ、笑顔のウラで黒崎さんが人知れず抱えていた苦悩を明かした――。
イベント業を営む40代男性は、黒崎さんを2010年のメジャーデビュー前から知っている。年は7つ上で、黒崎さんが20歳すぎのとき一時交際していたそう。
所属事務所は死因について「持病の悪化に伴い急逝」と説明した。男性は「自分の目の前ではなかったけど、メールなどで『頭痛がひどい』『頭が割れるように痛い』と言われたことがあります。あと太陽の光がダメらしく、外へ出るときもサングラスをしてました。一度『写真を撮りたい』と言われ、カメラマンとスタジオを用意したら、当日になって『太陽がまぶしいから』とキャンセルされたこともありました」と明かす。
思い返せば、ほかにも気になることはあったという。「厳格な家庭で育った彼女は10代のころ、人生に対し否定的になり、思春期特有の葛藤があったそうです。鎮痛剤のほか、不眠症の薬を海外から取り寄せて試したり、いろんな薬を飲んでいたと打ち明けられたことがあります」
黒崎さんは一昨年9月、配信ライブ中に倒れ、硬膜外血種で開頭手術を受けた。その前月にコロナワクチンを接種していることから、倒れたのは「その副反応では?」という声も上がった。ただ本人は当時「考えにくいですね」とブログに書いており、男性もこれには同意見だ。
「一昨年といえば、12月に音楽ユニットを組んでいた神田沙也加さんの急逝もありました。顔も雰囲気も瓜二つで、姉妹みたいに思ってやっていた人を亡くし、そりゃ当時は心配しました。ただ黒崎は人との距離をとる子で、ちゃんと自分と向き合って生きていました。アニソン界での立ち位置や、先の仕事が決まっていたことも自覚していたはず。2年前に相次いだ不幸な出来事と、今回の死をヒモづける風評は否定したい。そんな無責任な子じゃないです」
黒崎さんは「根は優しい子。それにすごくストイックで、努力しているところを人に見せるタイプじゃないです。陰でどんなに頑張ったり、悩んでいても、自分のことを話したがらない、ミステリアスなところが昔からあった」という。
男性と交際当時は東京都下のメイド居酒屋を拠点に、地下アイドル活動をしていたという。
男性は「同僚の子が落ち込んでたら励ましたりと、夢を見る者同士、すごく仲間想いでしたね」と思いをめぐらせ、黒崎さんの早すぎる死を惜しんだ。












