俳優の木村拓哉(50)が主演を務めたフジテレビ系のスペシャルドラマ「教場」が来年4月期の月曜9時枠〝月9〟に連続ドラマ「風間公親―教場0―」として復活する。高視聴率ドラマの連ドラ化はフジにとって悲願だったが、同局の狙いはそれだけではない。長期シリーズ化はもちろんのこと、映画化まで見据えているのだ――。
「教場」は、シリーズ累計100万部を突破した長岡弘樹氏の同名小説が原作。神奈川県警の警察学校を舞台に、木村演じる冷酷な教官・風間公親が生徒たちのよこしまな思惑を暴く警察ミステリーだ。2020年と21年にそれぞれ新春スペシャルドラマとして2夜連続で放送され、高視聴率をマークした。
「これまで木村は、いわゆる〝かっこいい役〟ばかり演じてきましたが、『教場』での冷酷な教官役は視聴者の目に新鮮に映ったようです。白髪姿もかなりインパクトがありました」(制作会社関係者)
3作目となる今回の連続ドラマは、風間が警察学校に赴任する前、新人刑事の教育係を務めていた時代が描かれる。風間の右目の義眼の謎や、なぜここまで冷酷な人格になったのかが明らかになるという。
ある芸能関係者は「『教場』の連ドラ化はフジにとってはどうしてもかなえたかったもの。木村もこの風間公親役は〝新しいキムタク〟が見せられるとあって、かなり気に入っている役と言われていました。双方、相思相愛の関係ではあったのですが、やるからには〝月9〟というキムタクのこだわりもあった。ようやく今回実現したのです」と話す。
番組の公式ツイッターも開設され、先月末から撮影がスタート。木村も自身のインスタグラムで風間ヘアをたびたび公開するなど、力の入れようがうかがえる。
「教場Ⅰ、Ⅱが13~15%の視聴率でしたから、フジとしてもそれくらいの数字は出したいと考えているようで、共演するキャストの話が来た時も、練りに練っているという感じでしたね」(芸能プロ関係者)
それほど力が入るのは高視聴率を取りたいというのはもちろんだが、この先も見据えているからだという。
「フジは『教場』の長期シリーズ化、さらには映画化したいと考えているようです。これまで木村とフジのタッグでドラマから映画になったといえば『HERO』が代表的。ただ、同シリーズは劇場版第2作が15年に公開されて時間がたっているし、題材も古くなっている。木村が強烈なキャラクターを演じる『教場』をもう一つの大きな柱にしたいんですよ」(同)
タイミングはいい。先月、岐阜市内で行われた「ぎふ信長まつり」でキムタクフィーバーが起こったばかり。来年1月27日には東映70周年記念映画「レジェンド&バタフライ」が公開されるなど話題は続く。
フジとしても、ここでコケるわけにはいかない。月9の申し子は真価を発揮できるか。













