今年5月にメジャーデビューした中年男性グループ「愛と勇気のLOBRAVE」が、“ポスト純烈”として注目を集めている。「勘違いでもいいからヒーローとして生きる」をテーマに結成され、奇跡を起こそうとしている。いったいどういうグループなのか?

「愛と勇気のLOBRAVE」はリーダーのゼウス(7千万49歳)とアポロン(7千万53歳)が「勘違いでもいいからヒーローとして生きる」をモットーに2011年に結成。「LOVE(愛)」と「BRAVE(勇気)」を足した造語の「LOBRAVE」をグループ名にした。今年、スサノヲ(7千万51歳)、ラー(7千万48歳)、ホルス(7千万34歳)の3人が加入し、5人グループとして5月に「ラブレイブのテーマ」でメジャーデビューした。

 黒いTシャツに赤いマフラーをなびかせヒーローを自称しているが、いったい何と戦っているのか。ゼウスは「我々、無敵なんですよ。なぜなら敵がいないから。唯一、言うなら抜け毛と戦ってます(笑い)」。

 冗談ぽく話すが敵は自分自身だという。年齢を重ねるとともに、やりたいことにブレーキをかけてしまう。「周りから『大丈夫なの?』とか『なんでそんなことやってんの』とか言われてきた。でも仲間ができて大丈夫となった。1人で悩んでる子たちにも仲間がいるんだよって分かってもらいたい。まずは仲間がいることを知ってくれ」(ゼウス)

 メンバーのバックボーンも個性的だ。元IT会社の役員で治療家のゼウスをはじめとして、ぶどう園経営のアポロン、エコビレッジ(自給自足村)ビルダーのスサノヲ、手品師のラー、なんでも屋のホルス。

 メンバーの中には壮絶な経験をした者も。スサノヲは20代の時に3つの会社を経営し年収1億円以上を稼いでいたが「いくらお金を稼いでも幸せになれない」と気の合う仲間と村をつくることを決意し、会社を手放した。妻と子供に逃げられながら村をつくったものの、今度は地主に乗っ取られ全てを失い1年半にわたって狩猟・採集生活。どん底からエコビレッジビルダーとして復活し、今では海外からオファーが届くようになったという。

「ひきこもってる子供たちは憧れる大人がいないから学校に行きたくない。だから憧れる大人たちをつくりたい。『オジサンになっても夢はかなうぞ』というお手本つくりたいと思って加入した」とスサノヲは熱弁。

 そうした彼らの熱い思いに、ファンだけではなくメンバーも増えている。トレーナーのヘラクレス(7千万45歳)、90億円の借金から復活した不動産会社経営者ハデス(7千万58歳)が加入した。

 今後もメンバーは増えていく予定でゼウスは「リアルなヒーローアカデミーをつくりたいんですよ」と夢を語る。メンバーになる条件として「自分が自分を裏切らないこと。それと真っすぐな正直な心ですね。何か挑戦した証しを持ってこい!」とほえた。

 ポスト純烈として日本中に元気を与えるかもしれない!?