◇河合佑樹(35)静岡支部102期

 ボートレース鳴門のSG「第25回チャレンジカップ」、GⅡ「第9回レディースチャレンジカップ」が22日に開幕する。グランプリ、クイーンズクライマックスの最後の出場切符を手にするのは誰か――。カウントダウンコラム「その先の決戦へ」最終回ではチャレンジC滑り込み出場から一発大逆転でグランプリ出場を目指す河合佑樹が胸中を打ち明けた。

 選出順位は出場選手34人中34番目。選考期間最後の出走となった、とこなめSGダービーでは予選突破。準優勝戦は転覆(選手責任外)という結果だったが、しっかり賞金を積み重ねて出場権を手に入れた。

「ギリギリですけど、ひとまず良かったです。出れるかどうかはダービーでの結果次第だな、と思っていた。ダービーが悔しい結果に終わってしまったのでチャレンジカップでもう一回しっかり結果を残したいというのはあります」と意気込む。

 20日現在の賞金ランクは41位。18位・上平真二との差は約1230万円でチャレンジC優出2着なら届く計算だが、他の選手も賞金を加算してくることを考えれば優勝がグランプリ出場の条件となる。

「チャンスがあれば…。結果として出れたらいいな、とは思います。今はグランプリを意識してというよりはチャレンジカップというレースを頑張りたいなという気持ち。自分がグランプリという位置にはいないと思っています。1月の尼崎の記念(GⅠ69周年記念)を勝って、それがあったから今につながっているだけ。もう1回、大きいのをしっかり取らないと厳しいなと思います」と、まずは目の前の戦いに集中する。

 今年は1月に尼崎69周年記念でGⅠ初V。10月にはとこなめダービーでSG初出場を果たした。「めちゃくちゃ遅い。自分としては出るのが恥ずかしいくらいのレベルでしたけどね。結構、遠回りをしてきたな、と思います」と照れくさそうに笑う。

 ただ、デビュー15年目のSG初出場は大きな収穫もあった。「SGの舞台でそれなりにいいところまで行けたというのは、ある程度自信になりました。最近はプロペラを納得できるような感じにしてレースに行けてなかったけど、リセットして自分の持ち味というか自分がどういうときに成績が良かったかを考えて調整した結果がダービーでした。自分のスタイルを忘れずに調整ができた。今後も同じ感じで行けたらいいな、と思います」と迷いが生じていた調整方法に道筋を見出すことができた。

 チャレンジカップ出場に続き前節の浜名湖GⅠ69周年記念でも予選18位で準優に滑り込んだ。この流れで〝滑り込みグランプリ出場〟を狙う。