ザ・ドリフターズ、仲本工事さん(享年81)が10月に交通事故死する直前の新たな様子が明らかになった。

 仲本さんは週刊誌の執拗な取材に激怒し、警察に通報する事態に。また、高齢のため運転免許証の返納を検討していた。事実婚の妻で演歌歌手、純歌(54)が説明した。

 仲本さんは2012年7月、純歌との結婚を発表したが、籍は入れておらず事実婚だった。

 昨年夏から仲本さんは東京・目黒区の自宅、純歌は横浜市の別宅でそれぞれ生活。不仲説に拍車をかけ、仲本さんが亡くなる直前も週刊誌の執拗な取材に悩まされた。

 純歌は、2人の飲食店「仲本家」(目黒区)の営業中に週刊誌記者が取材に来たと話す。

「仲本さんは警察に通報して騒ぎになりました」

 その時、純歌は同店にいなかったそうで、仲本さんは記者に声を荒げたという。

「俺たちのことはほっといてくれ!」

 仲本さんは後日、「警察官5人くらい来て大変なことになったんだ」と苦笑い。純歌は「営業中はお客さんもいるからそんなことはやらないほうがいいよ」と返したが、仲本さんは許せなかったようだ。

 仲本さんは10月18日、目黒区の自宅から車を走らせ横浜市の純歌の別宅に向かった。別宅近くの駐車場に停め、徒歩で車道を渡った際、ワゴン車にはねられた。純歌や所属事務所イザワオフィス関係者が仲本さんに免許返納を進言していた直後の事故だった。

「仲本さんに免許の返納をお願いしているところでした。80歳を過ぎ、クルマの運転は危なく、事故を起こしたら大変なことになるので」

 純歌は仲本さんに「車で(自身の別宅に)来たら危ないんじゃない?」と確認。仲本さんは「大丈夫だよ。運転は絶対気をつけるから」と返したそう。知人によれば、事務所関係者は事故前日の17日も仲本さんに免許返納をすすめていた。

 純歌は「運転は気をつけてくれたけど、私は『歩くのも気をつけて』と言えばよかった」と声を落とす。仲本さんが免許を返納しても生活できるよう「クルマも運転しないで済むところで一緒に住もう」と同居の再開を話していたが、予想だにしない事故が起きた。

 純歌は、落ち着いたら仲本さんの目黒区の自宅、自身の横浜市の別宅を引き払うという。

「(本業の)歌も歌えない。住むところもない。家なき子になります」と力なく笑った。