世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が20日、都内で記者会見を開き、岸田文雄首相が旧統一教会への質問権の行使について言及したことなどについて説明した。一方で改革のため新しく教区長という役職に就く20人の宗教2世を突然紹介したり、教会による被害を訴える男性の元妻が出演する反論VTRを流したりしたことで、ネットやテレビで物議をかもした。
質疑応答では激しいやり取りも行われた。教会による被害を訴えている高知の橋田達夫さんの件について、ある記者が「元妻の主張をここで流されたということは、橋田さんがうそを言っているということか」と追及。元妻は信者であり、橋田さんの主張とは対立しているが、教団の教会改革推進本部長である勅使河原秀行氏は「当事者が2人いるなら、もう片方の言い分にも耳を傾けるべき」と反論した。
また、関連団体が自民党の政治家に対して推薦確認書への署名を求めていた件についても質疑が交わされた。前出の記者の「こうした政界工作を続けるのか」との問いに、勅使河原氏は「逆にお聞きしたいが、政策が一致する政治家を国民が応援するのに問題があるのですか」と聞き返した。議論が平行線になると、司会が「そろそろいいですか」と打ち切った。
しかし、これで終わりではない。次は別の記者が橋田さんの元妻のVTRについて、「ほかにやり方があったのではないか」と聞くと、勅使河原氏は「逆にお尋ねしたいが」と再び逆質問しようとするも、記者は「質問に答えてからにしてください!」とピシャリ。
その後も追及型の質問が続き、まだ質問のため手を挙げる記者がいたが、会見はそのまま終了となった。










