落語家の三遊亭円楽(本名・會泰通)さんが30日、死去した。72歳だった。

 所属事務所「オフィスまめかな」は公式サイトで植野佳奈社長名義で声明を発表。「弊社所属の落語家・三遊亭円楽が、9月30日に肺がんのため死去いたしました。ここに謹んでご報告申し上げます」と報告した。

 続けて「8月下旬の入院以降、肺炎は軽快し、肺がんの治療を再開した矢先のことでした。遺族、関係者一同大変急なことで、今はまだ悲しみに向き合うこともできず、対応におわれております」とつづった。

 葬儀については「近親者のみで行わせていただき、後日、お別れの会を催す予定でございます」としている。

 円楽さんは今年1月に脳梗塞を発症。リハビリを重ねて8月に高座復帰を果たしていた。

 1970年、青山学院大学在学中に五代目円楽のかばん持ちの始め、付き人を経て三遊亭楽太郎として正式に入門。77年には人気番組「笑点」(日本テレビ系)のレギュラー入りをした。

 2010年3月に六代目円楽を襲名。晩年は18年に肺がん、19年に脳腫瘍、20年には肺がんの再発と大腸がんが見つかるなど、病との戦いが続いていた。