28日放送のTBS系の情報番組「ひるおび」で、27日に行われた安倍晋三元首相の国葬で、話題となった菅義偉前首相の追悼の辞を取り上げた。
菅氏は友人代表として、さらに官房長官として安倍氏と苦楽をともにした7年8か月を振り返った。最後に衆議院第1会館1212号室の安倍氏が使っていた机の上に読みかけの本「山県有朋」(岡義武著)が置いてあり、ここまで読んだという最後のページは端を折ってあったという。
最後のページにはマーカーペンで線を引いた部分があり、それは山県有朋が盟友の伊藤博文に先立たれ、故人をしのんで詠んだ句だった。「今、この句くらい、私自身の思いをよく読んだ一首はありません」と自分の思いを語り「かたりあひて 尽くしゝ人は 先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ」という句を2度読み上げた。
大きな話題となった菅氏の追悼の辞に、MCの恵俊彰は「菅さんといえば、普段ボソボソしゃべっていたイメージだったけど、菅さんの心の声を初めて聞いた気がする」とたたえた。そのうえで、葬儀委員長として追悼の辞を述べた岸田文雄首相の言葉が「申し訳ないが、あまり響かなかった」と私見を述べた。
政治評論家の田崎史郎氏によれば「菅さんはこの1週間で2回、1212号室を訪ねている。カレンダーも7月7日のままで、部屋は安倍さんがいた時と変わっていない。おそらくその中でああいう言葉が出たんでしょう」と解説した。












